テーマ:最近観た映画。(40132)
カテゴリ:映画・本・展覧会
悲しい夢を見た。
ララを庭で放し、「おいで!」と呼んでも手に戻ってこない。 いつのまにか青いララがモノクロになり、あたりは雪景色になって、色彩が消えている。 「ああ、だめだ・・・もう私の元に戻ってこない・・・」 意識の中で、戻ってこない存在はララでありニコラであり、娘でもある。 娘もそろそろ、私の関知できない世界へ、足を踏み入れようとしている。 それが最近の心配事なのでこんな夢を見たのかもしれないけど、 昨日観た映画も 少し影響してるのかもしれない。 『ラースと、その彼女』。 前から観たいと思ってた映画を、楽天のブログ仲間が二人アップしてて、刺激されて思い切って出かけた。 最近何本かDVDを観たけれど、やっぱり映画は出来る限り映画館で観よう!と思って。 この映画には 鳥も犬も出てこないけれど、雪景色が印象的で、 主人公のラースの心の問題を 理解できるわけではないけれど 彼の中に悲しみと淋しさの塊があることは 痛いほど感じた。 彼の喪失感が印象に残って、あんな夢を見たのかもしれない。 こう書くと淋しいだけの映画みたいだけど、希望の余韻を残すいい映画だった。 失くしたものは二度と戻らないけれども 人は人によって癒されることもある、とあらためて思わされる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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