和音 Life with terrier dogs

[犬・ケアンテリア・動物一般] カテゴリの記事

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  養育放棄という虐待　ドッグパーク

  朝まきぐりさんのページを見て知った衝撃的な事実。広島のドッグパークが閉鎖し、約４８０頭の犬が取り残されて養育を放棄された。中国新聞オンライニュースではこのような淡々とした記述ですが、動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」のページを見ると事実のおぞましさがよくわかります。バナーをクリックしてください。そこにある「2006.9.17 初回に現場立ち入り」のページに写っている保護された犬たちの身体を見れば、いかに悲惨な状況に置かれていたかがわかります。我が家のグリやノアと同じケアンテリアじゃないか？と思われる犬も写っています。「アーク・エンジェルズ」のトップページから犬の里親募集のページへ飛んでみると、沢山の可愛い犬たちの写真が並んでいます。「大きな犬が生まれつき精神疾患があって、どうしても噛み付くのを止めされられない」とかいう理由ならまだ分からなくも無いが、何故こんな小さい犬を捨てたり処分場に持って行ったりするのか。　ペットブームとペットビジネス。ペットは全て人間の都合で飼われているのであり、私もそれを自覚しながら犬を飼っている。だからペットビジネスには世話にならずにはいられない。犬用品やフードはもちろん、動物病院だってペットビジネスの１つと言える。でも何これ？　ドッグパークって。　しかも５００頭もの犬を。私も以前、北関東にあるドッグパークへ行ったことがある。　自分の犬を連れてって遊ばせるところもあるけれど、そこで飼われている犬を時間借りして散歩に連れ出せるのです。ｼｪﾊﾟｰﾄﾞに憧れている私は、シェパードをレンタルしました。　そのコには「フォレスト」という名前がついていた。すごく大人しい犬でした。自分の役目がちゃんと分かっていて、レンタルの間中、諦めたような顔つきで散歩に付き合ってくれました。でも瞳はいつも遠いところを見ている。可愛がってくれる主のいない淋しさ。　拠り所の無さ。私は、得られない何かを求めているその瞳が悲しくて、それ以来ドッグパークに行きたいと思わなくなりました。

  2006年10月03日

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• 悪性リンパ腫抗がん剤治療　week18

  血液検査のみ。白血球4100。治療を開始した当初は　薬剤の影響で白血球数がかなり下がったが、徐々に落ち着いてきた。来週から新しいクールに入る。薬剤投与は隔週。このまま安定した状態が続けば、間の週の血液検査をしなくて済むかもしれない。今日の体重 8.10kg。　

  2006年10月03日

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  秋の日と体調

  昨日がとても気持ちいい日だったので、「明日は自転車で遠出の散歩をしよう。」　と思ってたら　今朝は曇りでした。水曜日に抗がん剤治療を受けたノア。当日の夜と翌日は　ふだんよりちょっと、具合が悪そうに見えました。家族の帰宅を出迎えるテンションで分かります。もりもり元気だと　「ワォーン、ワォワォワォーン♪」と絶叫。調子悪いときは　尻尾を振って耳を倒すだけ。でも今日くらいから　ちょっと復活。　　　　　　　　　　火曜日にりらくの森で中国気功マッサージを受けた私。翌日、翌々日と、気づいてみたら非常に体調がよかった。からだ軽々で気分もスッキリ☆受ける前は　実は　朝から身体がだるく、やる気も出ず、暗めな気持ちの日々が続いていた。単にマッサージで血行が良くなっただけなのか、それとも中国数千年の気功パワーで　体内の気の流れが良くなったのでしょうか？！今度落ち込み気味になったら、またあそこで中国気功マッサージを受けてみよう！と決めた私でした。でも落ち込んでいる時って出かけること自体　イヤになっちゃうんですけどね。もう一個オマケでノアの顔。やっぱり可笑しな顔だなぁ。　

  2006年09月29日

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• 悪性リンパ腫抗がん剤治療　week17

  ﾄﾞｷｿﾙﾋﾞｼﾝ　静脈点滴。この薬剤が一番白血球の値を下げるらしいので、感染予防の為、さらに抗生物質を処方される。現時点では元気度、普通。体重 8.10kg。治療前の白血球5000。　今日の治療は点滴で、時間がかかるので、朝ノアを預けて昼過ぎに迎えに行った。朝も昼も、珍しくお客（患畜と飼い主）が少なく、ふた組のみ。つまらないー。そのうち一組はお祖母ちゃん＋お母さん＋幼稚園前の女の子＋パグとシーズーのミックス。すごく人懐っこくてヒョウキンな愛嬌のあるコ。あとから入ってきたミニプー＋お母さん＋お姉さんが、そのコを見て「可愛いわねー。　ノーリッチテリアですか？」と聞いている。ノーリッチに近いのは、どっちかって言うと私の抱いてるケアンテリアのノアですよー！やっぱり犬も愛想の良いコがモテるんですね。犬もスキスキ攻撃が激しいほうが、わかりやすくて可愛がられるのね。人見知りの激しいノアは、あまり可愛いと言ってもらえないのです。不憫な我が子。

  2006年09月27日

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  絵日記　今日の散歩

  「まだサンポ行かない？　いいお天気ョ。」あー、ほんとだ。　今日はいい天気だね。「パパとのサンポ、嬉しいナ♪」今日はずいぶん人が出てるね。　ザリガニ捕ってるのかな。「賑やかで、なんだか楽しいナ♪」　「やっぱりボールって好き♪」アメンボが見えますか？蚊じゃありませんよ。

  2006年09月23日

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  へんなお尻

  今朝のノア。お尻の毛が抜けてしまって、犬には見えない。猫みたいです。とにかくケアンテリアには見えない。抗がん剤の副作用だから　仕方ありません。それでも　とっても元気なので、カメラが追いつきません。まだ誰もいない朝にだけ　こっそりやるボールキャッチ。全力で走れる今の状態が、少しでも長く続きますように。

  2006年09月22日

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  話上手

  今朝のノア。散歩の距離を少し長くしても平気になってきました。私も歩かないとまずい状態。筋肉落ちて脂肪がついてきたし、何より脳みそが衰えてくるから。この秋は、かつてグリと歩いたように、ノアとも沢山歩きたい。午前中は自主サークルで歌の練習。　その後みんなでランチ。中の1名の夏休みハワイ旅行の話に　笑い通し。彼女はとっても話が上手いのです。　要所要所に身振り手振りをつけ、オチもつけて、ジェットコースターのように聴衆（4名）を笑わせる。話上手な人は、その話芸をどこでどうやって身につけるのか。それは私の素朴な疑問です。私自身は話しベタで　どちらかといえば聴き手に回るほう。気の合った人とや、好きなこと興味のあることについては話せるけれど、無難な世間話を長いことしなきゃならない状況は　けっこう苦手です。　PTAとか。

  2006年09月21日

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• 悪性リンパ腫抗がん剤治療　week15

  ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静脈注射。感染予防の為、抗生物質を引続き処方される。現時点では元気度、普通。　お昼ね中。体重 8.05kg。　今日は雨のせいか、病院は空いていた。待合室で出あったのはトイプードル、シーズー、それに雑種の中型犬。シーズーはペット禁止のマンションで内緒で飼っているそうだ。布製のバッグに入れ、上に帽子を乗せてｺｯｿﾘと連れ出しているんだって。　　　　　　　　　　　　雑種のコの飼い主は初老の男性。　犬を入れたケージを軽トラの荷台（幌の屋根つき）に乗っけて連れてきた。（待合室の窓からは駐車場に出入りする車がよく見えるのです。）農家のおじさんといった風情で、作業着に作業ズボン。普段の待合室の客層(?)とは一味違う。私はそのおじさんが待合室に入ってくる前にとった行動に　ちょっと驚いた！彼は入る前に、手にしたタオルで犬の両脚の泥はねを拭いたのだ。床を泥で汚さないように、という配慮なのでしょう。小奇麗に着飾って、可愛いお洋服を着せたワンちゃんを連れてても、ワンが室内にﾏｰｷﾝｸﾞして知らん振りの奥様方より　ずーーーーっと良識がある。この世代の男性、ときに飼い犬を力で服従させるﾀｲﾌﾟがいるけれど、この中型雑種のコは明らかに飼い主を慕っていてる様子。迫り来る治療がコワイのか、くぅ～ん・くぅ～んと鳴きながら顔をおじさんの両膝に乗せている。そんな農家のおじさん風オジサンと、「雅子様も大変だね。」みたいな世間話をして時間をつぶした今日の待合室。毎週通っているので、待合室のヌシになりそうな私。

  2006年09月12日

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  ちょっと長い散歩

  今朝は、暑い季節には避けてたロング・コースの散歩へ。どこを歩いてもグリの面影が浮かんでくる。このコースで通るお宅に、白い雑種の外犬がいる。グリとは犬猿の仲。で、通ると必ずすごい騒ぎになる。相手は鎖でノド絞めながらも、伸びるところまで伸びてきて「ガガガガっ!!!!」グリもチョークチェーンで自分の首が絞まるもおかまいなく、「ググググっ!!!!」グリを引っ張って、数メートル通り過ぎると、そのコもグリも「ハぁハァ・・ゼィゼィ・・・」と、闘い終わったボクサーのよう。今日はグリが居なくなってから初めて、そのコの家の前を通った。あれ？横目でノアのことチラっと見たけど、縁側に座ったまま動かない。そうか、気に入らないのはグリだけで、ノアのことは別にどーでもいいって感じ？一応元女のコだし、ノアは。犬も人間も、「なんか気に入らないヤツ。」「一目見たときから、合わないヤツ。」がいる。何でしょうね、この合わない感じって。相手が自分に好感を持ってるか反感を持っているか、ってなんとなく分かるし。今日のノアどん。ちょっと涼しくなったせいか、とっても元気。もっと涼しくなったら、もうちょっと長く歩きたい。

  2006年09月08日

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  今日の待合室♪バセット・ハウンド♪

  今日はノアの病院の日。治療は二週間おきになったので今日は血液検査と体重測定。体重が・・・8.25キロに!!!!　また増えてしまった。そろそろ本気でダイエットしないと。闘病中なので欲しがるとホイホイ与えてしまうけど、そろそろ成人病も考えてやらないと。とうとうウエストのくびれが消えちゃったし。（あ、私も。）白血球の数が2千台まで下がっているので、予防のために抗生物質を処方してもらう。元気なんだけどなぁ。で、動物病院の待合室はまるで玉手箱のよう？今日見た珍しい犬種はバセット・ハウンド。靴ブランド、ハッシュ・パピーのキャラクターです。初めてナマで見ました。図鑑で見るとビーグルと似た毛色なので、大きさもビーグルくらいかと思ってたら、すごく巨大。　20キロだそうです。背は低いけれど、上から見ると頭から尾っぽまでの長さは大型犬並み。足がものすごくデカい。　デカくてがに股。この子がすごく可愛かった！まだ若いのか　ハチャメチャで、グイグイ引っ張られる飼い主さんは苦労してたけど、やっぱり男の子って　いいなぁ。あのハチャメチャさが、懐かしい。

  2006年09月05日

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• 悲しみの分かち合い

  思い立ってペットを亡くした悲しみを語る会に参加してきました。参加者は話してもいい、話せなければ話さなくてもいい。そういう自由な集い。つい最近亡くした人もいれば、だいぶ前に亡くした人もいる。話を聞いていると、参加者の方々がペットをどれだけ愛していたか、その死にどれだけ傷ついているかが感じられます。私も初めて人前で　グリを亡くしたことを　最初から最後まで　話し続けました。友人知人との会話の場合、「実はね、最近　飼い犬の一匹が死んじゃったの。」「あら・・・そう。　それは残念だったね。」「そうなのよ。　一時はかなり落ち込んだけど、もう一匹いるし、まあ立ち直ったかな。　もう一匹のコは病気で闘病中で忙しいしね。」と私の方もサラっと話を流してしまいます。この会では同じ悲しみを抱いている人たちが　何も言わずに　じっと耳を傾けてくれます。話し終わって。つかえていたものを言葉にして口から出せた脱力感と、聞いて受け止めてもらえた安心感に包まれました。でも帰宅してからも今も、何ともいえない疲労感が抜けないのです。アウトプットした以上に、悲しみをインプットしたかのよう。どの人の悲しみも、まるで自分のことのように感じられる。　ペットの種類や享年や諸々の事情は違っても、根底にある感情は同じだから。今朝目覚めたとき、名前も知らないあの人たちのことを考えた。彼らもちょうど今、私と同じように、起きても愛するペットがいない淋しさに打ちひしがれているのだろう、と。

  2006年09月04日

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• 悪性リンパ腫抗がん剤治療　week13

  ｻｲｸﾛﾌｫｽﾌｧﾏｲﾄﾞ　静脈注射。利尿剤の点滴もしたので、今日はマメに声をかけてオシッコを誘導。白血球の数をかなり下げる薬剤らしく、予防の為の抗生物質も処方された。現時点では元気度、普通。　お昼ね中。今日は暑くなったので、車で通院。駐車場に車を停めると前足でｶﾘｶﾘして　「開ｹﾃ。出ｼﾃ。早ｸ。」　と催促。　車から降ろすと　るんるんと早足で動物病院へ急ぐ。ノアも病院大好きっ子なのだ！（グリも好きだった。）今日の待合室は、みな良識のある飼い主さん。50代くらいの男性がシーズーを一人で連れて来た。初診用の問診表を書きながら、「年齢？わからんなぁ。」とつぶやくので、拾ったのかな？と思ってたら、おじいさんが急遽入院して預かったらしい。若い男性がシェパードとダックスを連れて来た。大きい！素晴らしく美しく逞しい！！何もかもを見通すような深い眼差し。相棒のダックスへの細やかな気配り。（ﾀﾞｯｸｽが他の犬に向かって小さい唸り声を出すと、そのｼｪﾊﾟｰﾄﾞはﾀﾞｯｸｽの口元をなだめるかのように舐めていた。）　・・・・惚れ惚れする。ジャーマン・シェパードは憧れの犬種。でも多分一生飼えないだろう。　経済的にも体力的にもスペース的にも度量的にも無理。最近は　犬を見ると切なくなってくる。その犬が若くて美しければ尚更。老いて病身であれば　尚一層。犬の寿命が短いことを、身をもって知ってしまった私は、彼らが飼い主に寄り添って穏やかな目をしていればいるほど、その別れの辛さが見えてしまう。ほんとうに限られた一瞬しか、ともに暮らせないのだ。この世に変わらないことは何一つ無く、万物は流転して、日々変わっていく。

  2006年08月29日

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• マーキング

  動物病院へ行ったら、またしてもガッカリする犬の飼い主を見た。待合室で雄犬にマーキングさせっぱなしなのだ。マーキングは犬の習性だから、犬に責任はない。うちにも1ヶ月前まで雄犬がいたので、彼らオス達のマーキング命の本能はよく分かる。「雄犬に絶対マーキングをさせないように躾ける」という躾けの方法論もあるけれど、「絶対」というのは行き過ぎな気もする。待合室で犬がマーキング（或いは粗相）するのは仕方無いとしても、その後の飼い主の振る舞いがガッカリというか非常識だったのだ。今日、回数で言えば４回、待合室でのマーキングを見た。それを飼い主は見て見ぬ振りをして帰っちゃったり、「病院に言えば拭いてくれるから。」と当然のように後始末を人任せにしたり。これだから『犬が別に好きじゃない人』を『犬嫌い』にまで発展させてしまうのだ。こういう事態に出くわすと、いつも猫のことを考える。犬は世間への露出度が高いから（散歩に連れ歩くから）、とんでも無い飼い主比率が高く見えるのだろうか？私は獣医になりたい時期があったけれど、つくづく思う。仮に獣医師免許がとれたとしても、きっとストレスで続かなかったなぁ。とんでもない飼い主を前にして、心穏やかではいられなかっただろうから。待合室にはこんな貼紙をしただろう。「待合室でのマーキングを知らん振りした飼い主様は、診察料を倍にさせていただきます。」

  2006年08月22日

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  毛が抜ける

  今日のノアぴぃ。元気はいいけど、毛並みが悪くなってきた。この子は　うちへ迎え入れた当初からミックス疑惑が囁かれていたけれど、抜け毛が激しくなってますますケアンテリアとは程遠い顔つきに。ときどき、ネズミに見える。一年前は　もうちょっと顔の周りにフサフサと毛があった。体重は今の方が重いのに、闘病中のためかちょっとやつれて見える。ケアンテリアと言えば、私の理想はこの本の表紙の写真のようなシェイプ。グリに、似ているなぁ。虹の橋を渡ってしまったグリ君は私の中では　THE ケアン・オブ・ケアンs↓グリの写真を見るたびにまだまだ　切なくなる。

  2006年08月18日

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  少し前のポーズで

  遊び疲れて　一眠り。荒川静香風の寝相です。テレビ画面では　この人が暴れています。この人も　ときどき　のけぞります。今撮ったばかりの　取れたて画像。

  2006年08月16日

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  悪性リンパ腫抗がん剤治療　week11

  ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静脈注射。帰宅後の夜は　ﾊｲﾃﾝｼｮﾝでｳｯﾄﾞﾍﾟｯｶｰ咥えて駆けずり廻るが、明けて今日は一日ずっと寝ていた。大は夕方1回で固く良好。食欲はまあまあ。昨日の動物病院の待合室、お盆休みのためか患犬の付き添いは家族総出の感あり。実にさまざまな家族が居て、観察してて面白かった。15キロはありそうなボーダーコリーの子犬をずっと抱いたままの過保護っぽいお母さん。「よう、先生！」と、まるで葛飾の寅さんのような風情のおじいさんと、元水商売風のおばあさんに連れられた、ﾖﾀﾞﾚに血が混ざったﾖﾎﾞﾖﾎﾞの雑種犬。パパ・ママ・5歳くらいのボク・赤ちゃんの弟が総出で連れて来たﾐﾆﾁｭｱ・ﾀﾞｯｸｽ。犬の4倍くらいの人間でごった返す待合室でした。むかし獣医に憧れたけれど、獣医さんは動物だけじゃなく、飼い主である多様な人間と向き合うｷﾋﾞｼｲ仕事でもあるのですね。自転車で転ぶ前、月曜日のノア。長く歩くのを嫌がるので、こうして自転車に乗っけて涼しいところまで連れて行ってたのだが。体重が8.10キロに増えてしまった！最重を更新。運動不足と食べ（させ）過ぎの所為？

  2006年08月16日

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• 凹凹凹・・・・

  一歩間違ったら　終わり・・・でした。午前中にノアの抗がん剤治療のため病院へ行こうと思い、いつものように自転車の前ｶｺﾞに乗っけて出発。天気が心配だったけど、車の運転がｷﾗｲ（というか駐車がｷﾗｲ）なのでデイバッグにノアのﾚｲﾝｺｰﾄ持参で・・・大通りの交差点で　自転車にまたがったまま　信号待ちをしてたら、太陽が出てきて日差しがすごくまぶしくなってきた。そこで、自転車にまたがったまま、背中のデバッグをおろして　帽子を出してかぶろうと思った。すると、バランスが崩れて・・・・ノアをかごに乗せたまま・・・自転車ごと倒れてしまった。ノア？　ノア！　ノアが倒れた自転車から　驚いて飛び出した！私はまるで　映画のスローモーション・シーンを見てるようになって、頭が真っ白になって、叫び声をあげていた。大通りだから、もしノアが車道に飛び出したら　一巻の終わりだ。「つかまえて！　つかまえてください！」そばにいた男の人が　とっさにノアのリードを脚で踏んでくれた。よかった・・・・私はお礼を言って、その場でノアを抱きかかえて　うずくまって動けなくなってしまった。よかった・・・一歩間違ったら　恐ろしいことになるところだった。それを思うと　震えが来て　もう自転車には乗れない。倒れた自転車を片手で起こし、ノアと自転車を曳きながら車の通らない裏道を通ってヨロヨロと帰ってきました。転んだけれど、ノアに別状はありませんでした。私は　腕にかなりの擦り傷が出来ていました。病院へは車で出直します。が、動揺してすぐに運転は危ないので、自戒とインターバルの意味で日記書いて、落ち着いたら出かけてきます。自己嫌悪の終戦記念日。

  2006年08月15日

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  抗がん治療中休み

  5月20日に開始した悪性リンパ腫の治療。週１での抗がん剤投与を4週続けて、一週休んで、また週１を4週。それがようやく一区切り。今日は血液検査だけ受けに病院へ行ってきました。体重７．８キロ。食欲旺盛。（ｶﾞﾂｶﾞﾂぶりが戻って、一安心）元気も回復。リンパの腫れは　手で触る限りは感じない。今気になるのは、首の後ろのシコリ。　これは先日の不調の際、繰り返し皮下点滴をした為。それと右目下のフチが2箇所小さく腫れてること。（目薬を処方されました。初めての目薬！）先生が今後の治療予定を書いて渡してくれました。来週からは抗がん剤投与が隔週になります。week11 (06.08.15) ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静注week13 (06.08.29) ｻｲｸﾛﾌｫｽﾌｧﾏｲﾄﾞ　静注week15 (06.09.12) ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静注week17 (06.09.26) ﾄﾞｷｿﾙﾋﾞｼﾝ　静脈点滴week18 (06.10.03) 血液検査のみweek19 (06.10.10) ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静注week21 (06.10.24) ｻｲｸﾛﾌｫｽﾌｧﾏｲﾄﾞ　静注week23 (06.11.07) ﾋﾞﾝｸﾘｽﾁﾝ　静注week25 (06.11.21) ﾄﾞｷｿﾙﾋﾞｼﾝ　静脈点滴week26 (06.11.28) 血液検査のみ体調によって多分ずれ込むと思うけれど・・・・秋が終わって冬になる頃には治療は一段落するはず。この治療を続けながら、今の状態（腫れが無い状態）が維持できれば、冬になる頃に一連の治療は一応終了することになります。頑張ろう、ノアち。

  2006年08月08日

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  抗がん剤8回目とフラッシュバック

  ノアの不調で延び延びになっていた8回目の抗がん剤投与。ようやく食欲も排便も元気も戻り、治療を受けられました。今回はドキソルビシンの静脈点滴。点滴後も体調管理があるので、今回は朝預けて夜引き取りに行きました。うちに独りでいると無性に淋しくなるので　妹を誘ってランチ。妹も実は問題山積みで、話を聞いているとこれまた心配に・・・。夜引き取りにいった時。病院に入ると待合室に一組の夫婦。　奥さんは目が真っ赤、旦那さんは溢れる涙をハンカチで一生懸命拭いている。・・・・あ・・・・。診察室からダンボールの簡易棺が運び出されてきた。あ・・・・。私たちのグリも　丁度一月前の7月1日土曜日に　ここで臨終の宣告をされて　同じダンボールの簡易棺に入れられて家に連れ帰ったのだった。息苦しい。　苦しい。　苦しい。こういうのをフラッシュバックというのか知らないが、あの日の情景が蘇る。そして、続けて、浮かんできた光景は・・・。いやだ、いやだ、いやだ！いつかまた、同じ光景が繰り返される。だってノアも生命があるから、いつかはこうなるのだ。何ヶ月先か、何年先か、わからないけれど。出来るだけ長く。長く長く生きて欲しい。ノアちの「ｷﾓﾁﾜﾙｲ」ときのポーズ。寝起きの伸びでもなく、「ｱｿﾝﾃﾞ」でもないときのこのポーズは「ｷﾓﾁﾜﾙｲ」ときに犬がしがちなポーズだそうです。体重　7.75キロ

  2006年08月01日

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  純粋日記---虫と通院---

  もう気持ち悪いを通り越して、可愛くさえ感じる。つい名前をつけてしまった。たまちゃん。　名前に意味なし。毎朝いるかどうか姿を確認。鳥のフンに見える擬態の時期を過ぎ、きれいな緑色へと変身。変身という文字通り徐々に色が変わっていくのかと思っていたが、葉っぱ上に脱ぎ捨てたような皮が残っていた。　脱皮を繰り返して蝶になるとは！　さすが文系、理科は苦手。これがサナギに変態したら、ETMさんが示唆してくれたように玄関内に入れよう。そうすれば、孵化羽化して室内に揚羽蝶が舞うところを目撃できるかもしれない。日曜日の夜、またしてもノアを動物病院へ。　また皮下注射。ﾀﾞﾝﾅが出張から戻り家族が元通り揃ったので、安心したのか元気は少し出てくる。食欲は相変わらず無い。好きなものだけでも食べてくれれば、と通常のゴハンでなく鶏のササミを蒸したものだけを食べさせてみる。　まあまあ、食べてくれる。食べるキッカケになれば、とチーズやおせんべいのカケラも食べさせてみる。担当獣医先生はお見通し。「今はたぶん塩気のあるもの甘いものなら食べると思いますが、食べるきっかけ作りくらいで留めて、食べさせすぎには注意してください。」日曜の夜の散歩で、数日ぶりに大が出る。　よかった・・・・やっぱり生き物は、食べて出す！が基本だなぁ。基本が出来てなかったから、心配だった。7/31月曜日の朝もちゃんと大が出た。よかったよかった。

  2006年07月30日

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  医療費

  今日もまたノアを動物病院へ。そしてまた、皮下注射。食欲は相変わらず全くなし。血液検査を見る限り、悪い兆候は無い。が、可能性として外から見えない身体の内部にリンパの腫れが出来、それが原因で不調が続いていることも考えられるらしい。病院ではカード払いですが、今週いくら使ったか、累計するのが恐ろしい・・。悪性リンパ腫とわかって治療すると決断した時点で、「出来るだけのことはしよう」と決めました。だから、ほんとに出来る限りの治療を受けさせようとは思っています。でももし仮に、毎月の支払いが一ケタ違ったら・・・我が家では治療は無理。一ケタどころか、倍になるだけでも大変です。「犬の飼い方」という類の本には、必ずと言っていいくらい書いてあります。犬を飼うのはお金がかかる。　フードや予防接種だけでなく、病気になったときの治療費が払えるかどうかも考えてください、と。でもまさか悪性リンパ腫のような重い病気になるとは予想もしていなかったし、医療費がこれほどかかるとは思わなかった。病気になったペットに満足のいく治療を受けさせられない飼い主は、多分沢山いると思うのです。　それは愛が有るとか無いとかで簡単に片づけらません。人間の場合も、海外に渡って世界最高の手術を受けさせれば助かるかもしれない、それはわかっているけれど、そんなお金は無い、という場合もあるでしょう。正直に書くと、この先一体ノアの症状がどうなっていくのか、いろいろな意味で不安なのです。

  2006年07月29日

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  甘えっ子

  夕方2度目の診察。　午前中と同じく皮下注射と下痢止めの注射をしてもらいました。先生からは　「ご飯はいつもの半分くらいあげてみてください。」との指示。帰宅して　ご飯作って　食べさせようとしたけれど、ほとんど食べない。なんとか少しでも食べて欲しくて、鶏肉を手でつまんで口元まで持っていく。ようやく、鶏肉だけはちょっと食べました。でもやっぱり、食欲はぜんぜん無し。昨日丸一日、なんにも食べてないから、胃の中は空っぽなはずなのに。注射が効いているためか、夕べ以来下痢も嘔吐もしないし、調子は悪くは無さそう。明日また診察に行きます。　今週はすごい回数の病院通い。。。。病気になって以来、飼い主がつい甘やかしてしまうのか、それとも具合がよくなくて不安なのか、甘えっ子になってます。眠くなって抱っこして欲しくなると、前足でｶﾘｶﾘして抱っこを催促。抱っこすると安心して　すぐ寝てしまう。今の季節、ちょっと暑いんですけど。本人（本犬）も暑いのか、寝相をあれこれ変えるけれど、それでもなお寝続ける。ちょっと重いんですけど。でも一旦寝てしまうと、起こすのが可哀想になってしまって、こうやってズーーーっとソファでまったりする羽目に。

  2006年07月28日

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  眠れぬ夜が過ぎて

  昨夜ノアの体調が悪くなり、まんじりともせず一夜を明かす。というのはオーバーで、寝たことは寝た。　けれど夜中に目が覚め、先の事を思うとしばらく眠れなかった。昨日の夜、嘔吐。　そして血便。　嘔吐にも血が混ざる。食欲は全くない。　結局昨日は何も食べてない。血便をした時点で動物病院へ電話。　夜１０時頃だったが、院長先生が電話に出てくれた。「犬は人間と違い、わりとすぐに血便になるから、下痢が頻繁でない限りはそれほど心配はいらない。　一晩様子を見ても大丈夫。　もしどうしても心配なら、下痢止めの注射をします。」血を見ただけで心配でたまらなかったのだが、下痢も嘔吐も１度きり。ﾀﾞﾝﾅは出張でいないし、私は缶チューハイを飲んでいて車は出せない。結局一晩様子を見ることにした。　ああ、一人のとき夜飲むのは止めよう。　もしもの時に動けない。昨夜はノアが寝る場所を変えて動くたびに　目が覚める。３時にはしっかり目覚めてしまい、考える。　もしも　もしも　もしもノアが。　いや、悪性リンパ腫で　１年後生存率が30～50パーセントと言われているのだから、それは覚悟しないといけないのだ。ｸﾞﾘが7月1日に突然逝って、その喪失感をノアが埋めてくれている。しかもノアは病気で世話に手がかかる分、忙しくて淋しさが紛れる。そのノアまで万が一のことがあったら、私は……こんなことを考えていたら、眠れなくなった。今日朝いちで　動物病院へ。　今週はもう三度目だ。半日入院で点滴か、皮下注射して即帰宅かの選択で、皮下注射にしてもらう。ビビリのノアを半日でも病院のケージで過ごさせるのは　なるべく避けたいから。連れ帰ってきて、ほんとによかった。安心してヘソ天で眠ってた。眠りから醒めたら　お気に入りのｳｯﾄﾞﾍﾟｯｶｰで遊んでる。今日はエヌが家いるので　ノアも嬉しそう。エヌの周りを、これ見よがしにｳﾄﾞﾍﾟｯｶｰくわえて走り回る。「イイデショー！　コレ、ｲｲﾃﾞｼｮー！　アゲナイヨーダ！」と言っているようです。あー、よかった。もう二度とノアが嬉しそうに走るところを見れないかと思った・・・夕方もう一度、様子を見せに病院に行くことになってます。医療費が嵩んで眩暈がするけれど、もっともっと長く一緒に過ごしたいよ、ノアち。今日の体重7.45ｷﾛ

  2006年07月28日

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  暴かれた寝顔

  ﾁｮｯﾄだけこわい画像を。。。昨日のノアやん。寝心地のよい場所を求めて、あっちで寝ころび　こっちで寝ころび・・意外と、このケージの中が落ち着くみたい。犬は穴居生活の動物だから、囲われた狭い場所が案外好きらしいです。人間でも、熟睡中に口を開けてたり　白目剥いてたりする人、いますよね。起きてるときの顔はカッコ良かったり美人だったりしても、寝顔が・・・という人。自分の寝顔は夜通しビデオ録画でもしない限り、実のところは分かりません。このコも起きてるときは　けっこう可愛いんですけどね。今朝のノアpy。

  2006年07月26日

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• 二人だけの夜

  ゆうべは無事ノアを病院から引き取り、二人だけ（私とノア♀）の夜を過ごしました。点滴の威力か、先生曰く、「目がパキっとしてきました！（ノアの）」　元気と食欲も回復。2日間便秘でしたが、今朝それはそれは立派な・・（以下省略）（ノアのことです。）一人で一晩過ごすのって、何年振りだったろう。結婚するまで親元にいたし、子どもを産むまではﾀﾞﾝﾅの出張もなかったから・・・初めて？！　（一人旅はよくしたし、学生時代に寮生活を1年やったが、それは除いて）もしもノアが一泊入院だったら・・・・ひぇ～！全くの一人だった。。。。ｺﾜｲ一人暮らしの人には笑われそうだけれど、何かを一度コワイと思うと、怖いものは怖いのです。リンク先のCさんの日記、タイムリーに怖かったのでコメント書けず。。。夜テレビで玉木クンが霊能者に霊視してもらっていて、その霊能者の 「霊は汚いところに憑くのです。」 という言葉にぞ～・・・っ。うち、今汚いところだらけだよおぉぉぅ～。ここで一度コワイと思ったものだから、家がミシっと音を立てる度に背筋が・・・（木造の家って時々音を立てませんか？）寝るときにはノアをベッドに乗っけ、寝る前にくどいほどﾄｲﾚに行き、ラジオのスリープタイマーをセットしてから目をつぶった私でした。

  2006年07月25日

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• 悪性リンパ腫闘病録（食欲不振）

  朝イチでノアを動物病院へ。雨なので仕方ない、車で。　（駐車場が狭いから車は実は嫌。）先週違う先生に処置してもらった抗がん剤治療、その後の元気の無さ、薬剤の量に関する不安を正直に打ち明ける。薬剤の量については、指示通りの量を投与したとのこと。信頼してる担当先生がカルテを見てそう言うのだから、私たちの思いすごしだろう。先週の投与直後のぐったり感は無くなったけれど、食欲が無い。それと、昨日から奇妙な仕草が目に付く。普通、犬が相手を遊びに誘うときにするような動作。前足を床につけ、お尻を持ち上げる。ここで尻尾でも振って　嬉しそうにワン！と鳴けば間違いなく「ｱｿﾝﾃﾞ！」だけれど、ノアのこのポーズは明らかに違う。この話もしたところ、「ちょっと待ってください」と奥の部屋に入って文献をあれこれと調べているのがガラス越しに見える。こういうところが、この担当先生の信頼できるところ。知ったかぶりをせず、自分で分からないことをちゃんと調べてくれる。やっぱりこのポーズは、どこか気持ちが悪いときにするらしい。血液検査では特に問題はないけれど、一応抗がん剤治療は延期。前回の薬ビンクリスチンは神経に作用するので、食欲不振や胸焼け？も薬のせいかもしれない。結局今日は一日預けて点滴を受けることに。「えっ！　一日預けるんですか？　お迎えは夜？・・・どうしても、ですか？」ノアち・・・淋しいでしょ。　病院なんかに預けられて、一日点滴の管を刺されて、ケージの中で過ごすなんて、淋しいよね。実は。淋しいのは　私、であった。えーん。　ノアち。　一緒に帰って来れなくて、ママ淋ちいよ。だってエヌちゃんは蓼科だし、ﾊﾟﾊﾟは今朝出張に出かけちゃったし。だから今晩はママとノア二人きりなんだよ。夜迎えに来て下さいって言われたけど、なるべく早く迎えに行くからねー。一晩入院なんて事にならなくて、良かった・・。

  2006年07月24日

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• 抗がん剤治療７回目を終えて

  今日の晩御飯、ノアが生まれて初めて、食べ残しました。生後４ヶ月までペットショップで売れ残り、我が家に迎えてからは先住犬のグリがいたので、食事に関してはとても意地汚い子なのに。海の日に７回目の治療をしてきました。その日は担当医が休みで、別の女医さんに診てもらいました。担当医が書いてくれたメモでは、この日の治療は注射のはず。ところが、女医さんの説明は「点滴なのでちょっと時間がかかります。」私の思い違いかな？とノアを預けて一旦帰宅しようとしたら、「すみません！　やっぱり注射だったので、すぐ終わります。」と呼び止められました。注射して帰宅。その日は　普段の治療後より　ぐったりしてました。翌日の昨日も、一日ぐったり。　　昨日はご飯は残さず食べたものの、直後に全部吐いてしまった。そして今日、午後から買い物に出かけて帰宅すると、案外元気を取り戻してる様子。で、食事をあげたのですが、半分くらい食べて　あとは残した。そして、食べた分を　また吐いてしまった。副作用として吐いたり下痢したりが　あるとは聞いています。でも　ぐったり元気が無いのが心配。今までの治療では、ほとんど副作用もなく、治療後もとくに元気が無くなることは無かった。疑うわけじゃないけれど、あの女医さん、まさか薬の量を間違えたりしてないよね・・・と、つい悪いことを考えそう。前回、担当医は「投薬後に白血球の数値が下がりすぎるので、次は若干量を減らしましょう。」と言っていたけれど、その旨ちゃんと申し送りがしてあるのかな・・・と、色々考えてしまう。

  2006年07月19日

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• ペット同伴の驚愕！

  ヘレケの絨毯を見た絨毯展で、トンデモ人間を見たので、これも書いておかねばなるまい。先日ルーブル美術館展に行ったとき、チケットの裏に「ペットの同伴はご遠慮してくれ」との記載があって驚いたけれど、なるほど～、こういう人が実際にいるんだろうね。　だから、そんな常識とも思われることを、わざわざ注意書きするのでしょうね。\＠o＠/\＠o＠/\＠o＠/\＠o＠/\＠o＠/家具屋の２階で開催されてた「オリエント美術絨毯コレクション」に、犬を同伴してる人が、実際いたのだ！！犬種は多分パピヨン。パピヨンは２キロくらいの小型のもいるけれど、そのパピヨンは我が家のノアくらいのサイズはあった。６キロくらいはあったんじゃないか。そのパピヨンを抱っこしたり、時々降ろして歩かせたりしてる中年女性が、実際いたのだ！家具屋の中です。しかも１００万、２００万する高級絨毯が展示してある場所です。おそらくお得意様なので店員さんも注意が出来なかったのでしょう。でも別の客から見れば、犬の毛が、もしかしたら付いちゃうかもしれないじゃない。ほんとに小型のヨーキーか極小プードルを、ずっと抱っこしてるんなら、まだ分からないでもないけれど、結構大きくて時々後ろ足で耳の後ろを掻い掻いしている大型パピヨン。それを歩かせるなんて。(これは犬種差別ではありません。　ヨーキーやプードルは抜け毛が殆ど無い、との知識に基づいた記述です。）常識とは既に死語である、とつくづく感じました。

  2006年07月18日

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• 

  治療延期

  今日のノアちです。。暑すぎた一日。寝坊して８時頃の散歩になってしまいました。暑くて目が細くなっちゃうし、舌も出ちゃう。昨日の夕方、動物病院へ連れて行ったのですが、血液検査で白血球の数値が低すぎて、またしても治療延期になりました。次は１７日海の日に来てください、と。この３連休、遠出は出来そうもないです。今日もエヌは午前中部活、午後は塾。　明日も午前中は部活。私は明日午前中はｺﾞｽﾍﾟﾙの発表会に向けてバンドリハ。みんなそれぞれ忙しい。　夏休みもエヌは学校のクラス毎に３泊で蓼科へ、その後は部の合宿＆大会出場で神戸へ３泊、そのほか塾の夏期講習やら、秋に向けて学園祭の委員になったのでその準備で登校と予定がびっしり。ノアの病状次第ですが、白馬に小旅行をしたいのに、いまだ予定立たず

  2006年07月15日

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• 言葉の力

  今日は電車に乗って外出しました。出かける直前まで　なんだか面倒で迷ってましたが、たまたま目にした新聞でこんな文章を見て思い切りました。「たとえ／空がどすぐもりでも／ええように／いつも自分で晴れとけ／空にたよるな／空は空」三代目魚武濱田成夫さんの詩です。車中で速読（とばし読み）してた本で目にとまった一文。「人生は、後悔に暮れて過ごすにはあまりにも短すぎます。」後悔せずにはいられないけれど、いつまでもそこに留まっていては前に進めない。この一文を「いつか片づけようと思いながらなかなかできないあなたへ」というどうでもいいハウツー本で見つけたから、我ながら笑っちゃいます。グリを突然に失ってしまった悲しみも後悔も淋しさも　まだすぐ隣にあるけれど、この場を借りて　言いたいことを思い切り出せたことが、とても救いになりました。みなさんのコメントに　どれほど励まされたか言葉にできないくらいです。

  2006年07月12日

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• 後悔

  ｸﾞﾘはきっと　心臓の調子が悪かった。それに気が付かなかった。去年の夏あたりから、暑さにめっきり弱くなっていた。夏中ずっと　はあはあと息苦しそうだった。死ぬ数日前は気候が蒸し暑くて、散歩も途中で引き返したがった。元気が無くなってきたのは、中年になったせいと、２匹目のノアを迎えて拗ね気味なのかと思っていた。リンパ腫のノアは毎週血液検査して抗がん剤治療をしていたのに、どうしてｸﾞﾘに一回くらい健康診断を受けさせなかったのか。受けていれば何か問題が見つかって、対処できていたかもしれないのに。ノアが病気を宣告されて以来、どうしても家族はノアに目が行っていた。でも皆、そんなグリのことを気にかけていて、意識して撫でたり声をかけたりしていた。私も毎朝毎晩、グリを撫でながら「お前のことがﾏﾏは大好きだよ。ほんとにほんとに大好きなんだよ。」と話しかけていた。なのに何故、土曜日の朝だけは　それをしなかったのか。一週間の疲れが出て、土曜日の朝はグリのことに気が回らなかった。朝ごはんのとき、グリがおこぼれに与りたくて足元で私を見上げていたのに、目を合わせなかった。もし、早起きして散歩に連れ出していれば、あんなことは起きなかったかもしれないのに。思いついたようにシツケをしていたけれど、何故もっと興奮を鎮めるシツケをしておかなかったのか。縄張り意識が年を追うごとに強くなって、家に来る人、家の前を通る人・車・犬に異常に興奮して吠えまくっていた。老犬になったら、こんな興奮は心臓に悪いだろうなと、思ってはいた。それをシツケで抑えることが出来ていれば、もしかしたら急に逝ったりしなかったのに。倒れたとき、蘇生の知識があれば、すぐに心臓マッサージや人工呼吸が出来て助かったかもしれないのに。ノアの治療で病院へ行き、待合室にある本を読んで、そう思った。倒れたとき、なぜ何もしてやれなかったのか。せめて倒れる前、宅急便の車が来て吠えまくったとき、抱き上げてやっていれば・・・私のわがままで２匹目のノアを迎え入れたのだけれど、グリはノアをずっと無視していた。ノアがじゃれつくのを　いつもうるさそうにしていた。グリを撫でると　いつもノアが怒ってすっ飛んで来る。そうするとグリはいつも　自分から身を引いて　ソファの下に避難してた。　グリが眠っていると　ノアが時々耳元でワン！と怒鳴ってびっくりさせていた。２匹目を迎え入れたことが　ストレスになっていたのだろうか。最近２匹を別々に散歩させてて、先にグリの散歩を済ませると　玄関にグリを残したまま　ノアの散歩に出かけてた。帰宅すると、先住犬を一番に扱うという鉄則を破って、ノアを先に家に上げてたりしていた。ノアは病気だから。でも、グリ。　お前も　つらかったのかな。　疲れやすくて覇気が無かったのは　体がどこか　つらかったからかな。どうして　それに気づいてやれなかったのかな。

  2006年07月11日

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• Stand By Me

  夕べあひる母さんから頂いたコメントを読み、急に聴きたくなって探しました。John Lennonがカバーした曲が家にありました。Stand By Me When the night has come and the land is darkAnd the moon is the only light we'll seeNo I won't be afraidNo I won't be afraidJust as long as you stand, stand by meSo, darling, darling stand by meOh, stand by meOh, stand, stand by me, stand by meIf the sky that we look upon Should tumble and fallAnd the mountain should crumble into the seaI won't cry, I won't cryNo I won't shed a tearJust as long as you stand, stand by meSo, darling, darling stand by meOh, stand by meOh, stand, stand by me, stand by me(King-Leiber-Stoller)夜が来て　あたりが暗くなって照らすのが月明かりだけでも私は怖く無いお前がそばにいてくれるなら私の傍らに　いてくれるならそばにいて、ねえ、そばにいてよずっと　ずっと　そばにいていつも見上げてる空が崩れて落っこちてきても山が砕けて海へ流れ落ちても私は泣かない　涙は流さないお前がそばにいてくれるなら私の傍らに　いてくれるならだから　ねえ、グリそばにて　そばにいてずっと　ずっと私のそばにいてよ（意訳：waon）リンク先のakira-nさんの日記にあった言葉を思い出しました。「『音楽は祈りに似ている』」「音楽こそ、人を救い、導き、幸せを与えてくれる」

  2006年07月10日

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• 

  カラフルな世界へ

  ノアがいるから、悲しみが和らぎます。ノアがいるから、家族に笑いを運んでくれます。でも毎日毎日　以前と同じように散歩に行くので、どこを歩いてもグリの面影があります。ここでマーキング、あそこではグイグイ引っ張って・・・あの電信柱はお気に入り・・・あの店の前に繋いで買い物して・・・。今日はノアを自転車に乗せて　平日には歩かない道を歩いてみます。ここもグリと歩いた場所。ﾌﾞﾛｸﾞに載せたのではっきり覚えている。１１月２０日。ﾌﾞﾛｸﾞを始めたためか、去年から今年にかけて色々な場所で写真を撮っている。そのせいか、グリの思い出も夢のような色合いなのです。色つきの世界に私も早く戻りたい。

  2006年07月09日

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• 火葬

  日曜日に　ｸﾞﾘを火葬しました。ペットの葬儀屋から場所をきいて　驚きました。そこは十数年前、母が亡くなった時に火葬した場所と同じところでした。最近、ペットの火葬場を隅に併設したそうです。火葬して、お骨を家族で順に拾って、骨壷に入れ、家に一緒に戻ってきました。骨壷を入れる袋の色が数種類あって、ｸﾞﾘの毛のグレーの部分に似ている気がする白地に銀の刺繍のを選びました。納骨は今すぐには考えられません。好きだった場所に散骨するかもしれません。ペットOKの墓地にお墓を買うかもしれません。母が逝ったのも突然でした。どうして　いきなり　大切なものを　奪われてしまうのか。指の間から　大切なものが　こぼれ落ちてしまう。何が　いけなかったのか。悪いところがあれば　直すから。自己中心的で見栄っ張りでカッコつけで自分のことしか考えない自分。そんなところを、これから直せるなら直すから。だから　これ以上　奪わないでください。少なくとも、いきなりは止めてください。一生懸命に看病したり努力したりする時間を　どうして与えられなかったのか。努力して駄目なら　諦めもつくのに。なぜ　一瞬にして　私のささやかな世界が何度も暗転してしまうのか。悪いところもあるけれど、けっこう地道に真面目につつましく生きているのに。

  2006年07月07日

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• ありがとうございます。

  月曜日と火曜日の日記にコメントをくださった皆さんへ。ありがとうございました。読むたびに涙が出るのですが、それは乗り越えるために必要なことだと思っています。ひとつひとつのコメントが、とても嬉しく、励まされます。本当にありがとうございました。今、みなさんに個別にお返事を書くことができません。　すみません。また、みなさんのページにお邪魔することも、なかなか出来ません。グリが吠えまくった宅配便で届いた仕事、その封筒を目にするのも嫌なのですが、仕事ですから仕方無いです。なるべく早くその仕事を仕上げて納品して、その封筒とその仕事を家から無くしたい。それと、家事や仕事をしていると気が紛れるので　昨日おとといと仕事がはかどり、家の中も普段よりちょっとだけ綺麗になっています。犬のご飯もノア一匹分なので　簡単だし少ない。朝夕の散歩も　すぐ終わってしまいます。散歩後の犬の手入れも、一匹分なので時間がかかりません。なんだか　生活が小ざっぱりと、スカスカしています。軽くなってしまったような　この生活にも　もう少ししたら慣れると思います。

  2006年07月05日

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• 土曜日のこと

  土曜日の朝10時ごろ、みんなで遅めの朝食をとっていました。宅配便の車が家の外に止まると、いつものようにグリが烈火のごとく怒って吠え出しました。ﾀﾞﾝﾅが玄関を開け、私が在宅でやっている仕事の原稿を受け取ってくれました。リビングの窓に張り付いて吠えまくっていたグリが、玄関の方へ走ろうとしたとき、急にグリの脚がもつれて倒れ、脚が宙を掻きました。痙攣。動物病院へ電話し、すぐ車で連れて行きました。私は後部座席に座り、グリはベッドに寝かせて隣に。そのとき　もう　グリの瞳に光は無かった。口をわずかに開け、舌をのぞかせていた。呼吸は　たぶん　無かった。　たぶん。土曜日の病院はとても混んでいたけれど、グリはすぐに診察室に入れてもらい、病院の先生3人が全員、グリの蘇生に手を尽くしてくれました。心臓マッサージをしてくれているのが見えます。すごく時間が経ちます。なんでこんなに時間がかかるんだろう・・・時間がかかっているけれど、ずっとマッサージをし続けてくれるってことは、意識が戻る可能性がある・・・こんなに長い時間意識が無いのだから、意識が戻っても障害が残るかもしれない・・・それでも、いい。　どんなことになっても一生面倒を見るから・・・取り留めのないことを思っていました。どのくらい経ってからなのか・・・先生に呼ばれ、「手を尽くしたのですが・・」と言われた。ぐり。どうして？なぜ？

  2006年07月04日

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• ぐり

  土曜日に うちの犬 ぐりが 死んでしまいました。６歳９カ月でした。

  2006年07月03日

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• 

  抗がん剤5回目

  Ciao！　ﾉｱです！今日またﾏﾏと２人だけでお出かけｼﾏｼﾀ。 ｸﾞﾘちゃんはお留守番です。(ﾔﾀｯ!!）自転車の前ｶｺﾞに乗るのは風が気持ちｲｲし、早いです。病院へ行きました。ｱﾀﾁは病院が、あんまりｷﾗｲじゃありません。病院の先生が「治療すると楽になるのが分かるのかなぁ・・」と言いました。今日は待合室でｱｲﾘｯｼｭｾｯﾀｰのｵﾊﾞｻﾝと一緒になっちゃって、怖くてｶﾞｳっちゃいました。性格は優しそうだったけど、からだが大きかったので、ｱﾀﾁ怖かったの。 (((( ；ﾟДﾟ)))そしたらﾏﾏがｱﾀﾁを抱っこして、ｵﾊﾞｻﾝのこと見えないように目隠ししてくれました。待合室には皮膚病のｼｰｽﾞｰも来ていて、その子は３歳くらいのときに血の癌になって、ダメかもしれないって言われたけれど、治療したら治ったそうです。それを聞いてﾏﾏは喜んでいました。今日は血を取って調べてもらって、白血球のﾅﾝﾄｶいう数が5000を越えてたので、癌の注射をしてもらえました。先生が「採血のときも抗がん剤の注射も、とてもおとなしくしてるんですﾖ。」と褒めてくれました。一つ、悩みがあります。それは、体重が7.8キロに増えたことです。ﾏﾏは喜んでいますが、ｱﾀﾁは夏が来るので、もうちょっとｽﾘﾑになりたいﾅ。

  2006年06月27日

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• 

  悪性リンパ腫　治療の中休み

  4週続けて抗がん剤治療し、今週はお休み。今日、血液検査だけ受けてきました。データを印刷して渡してくれました。どこもこうでしょうか？　親切。正常値をはずれた検査項目もあるけれど、それは治療の過程で仕方ない範囲。治療結果は今のところ順調です。血液中の糖・蛋白質・Na・K・Clの値も正常。これは手作りご飯の内容がはずれてはいないってことで、一安心。毎週の通院も慣れてきて、2人でで出かけるのがちょっと楽しい、不思議な気持ち。ノアも病院の階段を嫌がるでもなく軽やかに上がっていきます。通院と治療がストレスになってない様子。これが一番嬉しいな。延命治療的なところがあるので、通院がストレスになると飼い主としては辛いし悩んでしまいますから。

  2006年06月21日

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  I LOVE ○○○○。

  今朝のノアぴぅ。指定席の自転車前カゴに乗り、ﾏｲﾅｽｲｵﾝたっぷりの散歩道へ。ここでカゴから降ろし、トコトコと散歩させます。画像だとｼｮﾝﾎﾞﾘしてるみたいに見えますが、今日も元気です。前方から若い女の子が自転車に乗ってやってきた。Tシャツに英文字のプリント。I RICEへー、ご飯好きなんだぁ～。　てか、面白いフレーズの文字プリントだねぇ。。。と思ってたら、I RICHだった。一文字違いってやつです。

  2006年06月19日

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• 気まぐれ散歩拒否？

  しかし。事実と向き合う覚悟をしたとは言え・・・困ったちゃんには困っちゃうのです。夕方の散歩時。天気の都合により、２匹いっぺんにササっと済ませようと外へ。グリ♂は付近にイケてる♀ワンコの残り香でもあるのか、グイグイ・イケイケモードでガンガン引っ張る。ところがノア（元♀）は、ちょっと歩いて小を済ませると、両手両足を突っ張って散歩拒否モード。意志があまりに固そうなので、グリをなだめながら一旦家に戻る。ところが家の前まで来ると　ノアが急にハイになり、グリのリードに飛びついて口にくわえてジャレ始める。「じゃあ、散歩に行こうヨ、あんた今朝ウンチしてないし。」と、ちょっと歩くとまた散歩拒否。も～～～！　いい加減にせい！　右からグリ、左からノアに引っ張られ、シツケの出来ない飼い主の八つ裂きの刑の図。普通なら、犬の要求に応じたコースを取る散歩はダメの見本なんですよ。でもノアの場合、元気がなくて歩きたくないのか、単なるワガママなのか判断難しいところ。家に３度目に戻ったところでノアが無事大きいのを排出し、ノアちは散歩終了。はぁはぁとあえぐグリを連れ、出直しの散歩。やっぱり２匹別々に行かないとこっちがストレス溜まるわ～。

  2006年06月16日

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• 事実と向き合う

  ノアと同じ悪性リンパ腫にかかったサルーキのルナちゃんの闘病記Slow Daysを見つける。ルナちゃんは１０ヶ月の闘病の末、４歳６ヶ月の若さで天国に旅立ちました。癌宣告、抗がん剤治療、一度は快方に向かうものの再発、そして飼い主の方の最後の選択・・・読み進むにつれ、涙が止まらなくなりました。その闘病記は投与された薬剤名、副作用、獣医師の説明など、詳細でした。ノアの担当獣医さんの説明と、ほぼ一緒だったのです。ところが私は、獣医さんの説明をちゃんと聞いていなかった。つまり私も、「悪性リンパ腫に完治はない。」「いかに薬で押さえながら癌とつきあって生きるか。」「抗がん剤治療で一年生きる可能性は3割強。二年は1割強。あくまでも平均ですぐに逝ってしまう子もいれば、5年生きた子もいる。」といった説明を受けたのに、意識の水面に出てこないよう、よく理解できていないフリを自分にしていた。抗がん剤治療を４回終え、リンパ腫の腫れを感じなくなり、元気も食欲も相変わらずなのに、先生はどうして「何かあればすぐ電話してください。」と大仰に言うんだろう・・・と、ボンヤリ感じていた。でもそれは、自分で自分の意識にフタをしていたのですね、つらいから。それがルナちゃんの闘病記を読むことで、目が覚めたというか、少しだけ覚悟ができた。今後ノアの病状がどのように移り変わるかわからないけれど、自分が事実を受け入れてしっかり一緒にいてあげないと！とあらためて気づかされました。ルナちゃんの飼い主さんのように、強くしっかり。ルナちゃんのご冥福をお祈りします。

  2006年06月16日

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• グリのアルバム

  前から作ろう作ろうと思っていたフリーページをヒマにまかせて作りました。グリの赤ちゃんの頃の写真です。お時間のある方は、どうぞ。当時はデジカメが無かったので、スキャナ使用のため画質は悪いです。最近グリが２の次になってしまい、済まないなーと思ってます。つい病気のノアに目が行ってしまい、ふと気づくとグリは隅っこで横目で見ている…この間まで先住犬のお兄ちゃんだから、何でも一番でやってきたのにね。自転車の前カゴにノアを乗せ、病院から戻ると、リビングの窓からグリが恨めしい顔で見ていたり。グリ、ごめんね。

  2006年06月15日

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• 抗がん剤4回目

  さっきノアを病院に預けてきました。白血球の数はぎりぎりクリア。　体重は何故か若干増えて７．３キロ。今日のは点滴で入れるため小一時間かかるので、預けて一度帰宅しました。なんだかあの子を病院に残して帰って来るって、淋しい。家に帰ればグリもいるし、明日から試験で部活の無い娘も帰ってきたのだけれど。あんなちっこい犬でも、生命体の存在って思いのほか大きいものですね。思いが飛躍するけれど、相手が人間の場合はもっと不在感が強いのだろうなー。最近離婚した友達がいて、彼女のことを思い出してしまった。離婚するくらいだから離れたかった訳ですが、そんな相手でもいざ離れた直後はぽっかりと空虚な思いがしているのかな…そろそろお迎えにいく時間。病院慣れしてしまい、待合室で鳴きも吠えもせずイイ子にしてたノアちです。（追記）第4回目の抗がん剤はドキソルビシンの点滴。　これは心臓の動きに影響することもあるらしく、点滴の間心電図をとったそうですが、問題ありませんでした。点滴の管をつけ、おまけに心電図のための装置までつけられたノア。可哀相と思うと同時に、「自分はずいぶん検診受けてないな…」とも思いました。今年は一度健康診断を受けなくちゃ！

  2006年06月13日

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  妹はいつもお下がり

  紺のカッパはグリ♂、黄色のギンガムチェック柄はノア♀です。黄色のは元はグリのでした。グリがおぢさんになってきて黄色ギンガムから胸毛がはみ出る様は、まるで赤頭巾ちゃんを食べてしまう狼の女装のよう。そこで黄色ギンガムをノアに下ろし、グリに紺を新調。そういえばノアのチョークチェーンも、元はグリのだった。細目のチェーンをノアにおろし、グリに新しく太いチェーンを買ったのでした。私は長女なので妹の気持ちは分からないけど、ノアは「お下がりばっかし！」とは思ってないでしょう。ノアぴー、とっても元気です。次の抗がん剤治療は火曜日。

  2006年06月11日

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  ★里親募集★ヨーキー♀

  リンク先のpyorinさんのところで知った5歳の女の子リーちゃん。里親募集中です。できれば近畿近辺の方が希望だそうですが、期限が迫っているため、遠方でも構わないそうです。諸事情でかわいそうな生い立ちです。　が、性格は大人しく無駄吠えもしないそうです。処分される運命の犬は、日本中で恐ろしい数になります。その全部を救えるわけではありません。　それどころか救える犬は砂浜の砂粒ひと粒かもしれません。それでも、もし　＊　今あらたに犬を飼うことを考えている方、　＊　ヨーキーに思い出があって、もう一度ヨーキーと暮らしたい方、　＊　トイレの躾が出来ている成犬を　家族に迎えたい方　＊　自分のことを頼ってくれる、世話をする対象が欲しい方そんな方が　もし　たまたま　この記事を目にしてくれたら、　ちょっと考えてみてください。

  2006年06月07日

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• 抗がん剤3回目

  白血球の数が4千台に回復し、無事3回目の投薬。　ビンクリスチンとプレドニン。今日は私一人で連れていったので自転車の前カゴに乗せて病院まで往復。前回、前々回は処置に1時間ほどかかったので買い物などで時間をつぶしたが、今日は所要時間10分程度だということで待合室で待つ。前にも一度顔を合わせたおばあさんと　今日も一緒になりました。おばあさんが連れているのは　22歳だという猫。22歳だなんて、ほんとならギネスものでしょうか。　猫に詳しくないのでよくわかりません。その猫ちゃんを買い物カートのような手押し車に入れて連れてきてました。腎臓が悪いそうで、定期的に通院しなければならない、でも車も自転車もないので（あったとしても運転は危なっかしいほどのお年）、こうして買い物カートに入れて歩いて通院、今日は暑くて大変だった、と。動物病院の待合室も、ノアが悪性リンパ腫という深刻な病気になる前は、ある種社交の場でもないけれど、お互いに犬種や年齢を尋ねあったりと　楽しさもある場所でした。今回こんな事態になり、初めて病気や高齢の動物とその飼い主さんの気持ちが、我が事のようにわかります。何かに似ている、このシチュエーション・・・そう、産婦人科の待合室。順調なときは周りの妊婦さんと無言でも妙な連帯感を感じたのに、流産したあとは周りの大きなお腹がまぶしかった。

  2006年06月06日

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  白血球足りず

  今朝も５時起床。その後ソファでﾌｯと意識が遠のき、気が付くと１０時半。朝の散歩が大幅に遅くなってしまいました。助っ人（ﾀﾞﾝﾅ）がいるので２匹一緒にちょっと足を延ばして池のある公園まで。ノアは久々に大好きなボール・キャッチをしました。昨日の神棚の話を思い出し、公園の向かいにある神社にお参り。お賽銭なかったので、ﾅﾑﾅﾑだけ。急な階段を登りきった場所にある鳥居は、そびえ立っているように見えます。そしてノアの抗がん剤治療のため動物病院へ。血液検査をしたところ、白血球の数値が低過ぎて　今日は抗がん剤を投与できませんでした。数日後に再度受診することに。白血球が少ないと抵抗力が下がるので、他犬との無用な接触は避けたほうがいいらしい。「こんなに少ないと、熱が出たりするのですが、元気はいいみたいですね。」はい、元気はとってもいいです！　「あ～病院はつかれちったョ～。」

  2006年06月03日

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  一週間の数え方

  毎週土曜日に抗がん剤注射して、内服薬を処方してもらってくる。抗生物質とステロイド剤。各１錠ずつ、一週間分。その減り具合で一週間を数えるようになった。今週は残りあと１錠。今日飲ませれば　また通院の土曜日がやってくる。

  2006年06月02日

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  食欲はあるのに

  やっぱり　この子は　痩せてきてる。ぼさぼさな毛だから　ぱっと見わからないけれど　飼い主にはわかる。お腹、背骨、あばら骨のあたり。ゆうべまた気付いた、撫でると今度は耳の後ろあたりに　しこりが触れる気がする。　それと、喉の真ん中。　気のせいかもしれない、神経質になり過ぎかもしれない。でも、怖い。正直に言うと、頭が痛くなるくらい　怖い。たかが犬の病気で、暗くなり過ぎ。　動揺し過ぎ。そうは思っても、自分の心ってなかなか自分でコントロールできない。この落ち込み具合って、ままままままさか更●●障●？？？　いやー、まだ早いでしょう。　でも木の実ナナさんも　あんなにポジティブで明るそうなのに、急になったというし、ポジティブでも明るくもない私なら、いつなってもおかしくないなー。わかってるつもりでも、全然わかってないことって多いけど、大事な存在を失うかもしれない気持ちが　初めてわかりつつあるかもしれない。母を失ったときは突然だったので、「失いそうで怖い」気持ちは無かった。抗がん剤治療しててもあいかわらず元気で散歩中ひからびたミミズの味見をするノアぴー。ひからびたミミズを舐めたお口でママのこと舐めないで。

  2006年05月31日

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