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カテゴリ:ゲーム関連
―――風が少し冷たいと思った。 昼間は四月を思わせるくらいに暖かかったが、やはりまだ春は遠いらしい。 ほとんど灯りのない、暗い夜道を淡々としたリズムに沿って歩いていく。 ―――ふと、空を見上げた。 雲ひとつ無い夜空に浮かんでいたソレは、この田舎街の夜闇に唯一灯りをもたらしてくれていた。 『・・・綺麗、だな』 自然と口が動く。 きっとそれは当然だっただろう。 空を泳ぐ宝石のような、ぽっかりと浮かぶ月。 それは砂漠の砂のように白く、 海の底の水の色のように深く、 見る者を吸い込みそうなまでに奥へと広がっていた。 ソレを見たのなら、きっと誰もが同じコトを口にしていたと思う。 『―――ああ、そうだ』 ―――きっと、あの白い姫もこんな風に尊く、美しかったのだろうな。 何故なのか、ふいにそんなコトを思ってしまった。 ―――また風が吹いた。 吐く息が、少しだけ白いのが見える。 帰りに暖かい缶コーヒーでも買っていこう、そう思いながら少しだけ足早に家へと向かった。 ―――空には、白い姫を思わせる綺麗な宝石が浮かんでいた。 ―――――――――― なんか自分で書いていてばかだなぁと思いましたが、まぁ上のは気にしないでください♪^^ 要約(?)するとですね、今日の帰りに見た月があまりに綺麗だったもので、それを見たSEIは思わず『月姫』のお姫様、アルクエィド・ブリュンスタッド嬢を想像してしまった、というお話でふ♪(何) まぁSEIの妄想はともかくとして、今日の月は雲もかからずはっきりと満月が見えていますから、本当に綺麗だと思いますよ! 自分も見たときは真面目に『綺麗だな~♪』なんて見とれてしまいましたから^^ 見てない方は、是非見てみてくださいな♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 23, 2005 09:47:43 PM
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