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2009/06/27
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カテゴリ:雑談
夕焼け.jpg


『通信簿』




実家の押入れを整理していた時の事。

「おっ、懐かしいジャン!」

少し錆びた四角いクッキーの缶を開いたら、

そこには懐かしの仮面ライダーカードがあった。

ラッキーカードが出たら交換でもらえる、

カードホルダーをパラパラめくりながら、

「へぇ~、捨てずに残ってたんだ、これ。」

淡い思いが辺りを包み込む。

缶のなかで、

バラバラになってるカードを掻き分けてると、

俺のことおぼえってか?って顔して

蜘蛛男(くもおとこ)やカマキリ男達が首を傾けて

僕に語りかけてきた。

「お前達 手に入れるのに、ボクチンがどれだけ苦労したことか。」

疲れ果てた昔の仲間を手繰り寄せて、

僕はあの頃の純粋で健気なわが身を微笑ましく感じた。(マテw

欲しかったものは、全て手に入れてたあの頃。

かわいこちゃんとも、沢山仲良しになった。

そっか、あの時代から既にボクチンは「ザ・シークレット」を

実践してたんだな。

ほっぺが妙に緩む。

そうやって、旧交を温めあうまもなく、

缶の底の方から、

「こっち、こっち!」と手招きしてる、

白い物体が目に止まった。

「なんで、お前、こんなとこに隠れてんのや!」

僕は、少し緊張した。

どういうわけだか、小学4年生の通信簿が、

カードに守られるかのように、横たわっていたのだ。

「他の奴らは、どこやねん?」

「な、なぜ、4年生だけなんや!」

そこには、僕の人生を左右しかねない、

『キー』が潜んでいるような気がして、僕は多少動揺した。

すぐには、開けなかった。

「まっ、どうせ5ばっかりだから、見ても意味ないだろうけどな。」

僕はいつもの強気で、そいつを引っ張り出して、

中を開いた。


僕は驚いた!


(* ̄。 ̄*)ノ なんでやねん!


『2』 って、


(  ̄O ̄) ありえんやろ!


裏側から透かして見たわけじゃない。

どう見ても、1の次の『2』だ。

ただ、僕のショックは、2を見つけたからだけではなかった。

そいつの左側に『3』って意味不明なヤツが、

こっちを見てニヤついていたからだ。

「3って、確か普通だったよな。」


「なんだよ、つまんねえ~~!」

「これじゃ、笑いのネタにもなりゃしねえよ!」

僕はしょげ返った。

「いっその事、1の方が、男らしくてカッコよかったジャンか!」

動揺を隠せない僕を第3の波が襲った。


学期ごとに担任の先生が書く備考欄に救いを求めた僕は、

わが目を疑った。

「落ち着きがない」「宿題を提出しない」「授業中いなくなる」

どの学期も、まるっきりいい事が書いてないのだ。

確かに、ボクチンは毎日先生に叱られてた。

今の時代じゃ考えられないが、

ビンタもくらってた。

それも毎日のように・・。

ありとあらゆるイタズラをしまっくてたような記憶が

微かに甦ってきた。

ただ、僕も男だ、プライドがある。

多少は・・。(笑)

言い訳がましくなるが、あの頃の僕を弁護しておきたい。

あの頃は、エネルギーがありあまっていたのだ。

落ち着きがないのではなく、

核爆発しないように、

エネルギーを常に少しづつ放射し続けてただけなのだ。

その少しが、誤解を生んでただけだったのだ。

ビンタを食らったかと思うと、次の授業で、

「100点はYOSSY君だけね、はい、皆拍手して!」と褒められて、

次の時間には、職員室に座らせられていた。

小学生時代毎日、こんな繰り返しだった。

廊下で遊んでいて教室のガラスを割ったのも、

1度や2度の事じゃない。

自主的に放課後、実験室で実験を繰り返して、

床をマル焦げにしてみたり、探検と称して、

休み時間、入れないようになってる

体育館の地下室に潜り込んで、抜け出せなくなり、

先生達が皆で探してるのに、

助けてくれ!とも言えずに、

「まずいよな、これ!」って青ざめてる

友人に笑って言ったりしてた。


今の僕からは想像もできない。


( ̄o ̄) えっ?そんな悪寒がしてた?


(* ̄。 ̄*)ノ なんでやねん!


小学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん!

そういうことなんで、

通知表を鵜呑みにしないようにお願いします。(笑)



ところで、その『2』なんですが、

何の科目かといいますと、

たぶん、お気づきの方もいると思いますが、

( ̄o ̄) えっ?全くわかんない?

そうですか、

それじゃこそっとここだけの話ってことで、

お教えします。

ただし、この日記は数日したら、消します。(笑)

その『2』なんですが、


実は、音楽だったんです。


音楽、そう、ボクチンのブログのタイトルにもなってる、

音楽です。

でっ、もう一つの『3』の方ですが、

これは、国語です。

なぜ3だったのかの理由も思い出しました。

それは、作文です。

そう、僕は作文が苦手だったんです。

読書感想文なんて、いやでいやで仕方なかったんです。

っていうか、ほとんど毎回書かずに提出。(笑)


作文が苦手で、音楽『2』をいただいた、

ボクチンが、音楽のブログを書いている。


(* ̄。 ̄*) いや~、人生って


(  ̄ー) これだからやめられませんね。  






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Last updated  2009/06/27 12:34:48 AM
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うーるー。@ Re:『夏の日の1993』(07/14) 空白の時間を埋めるみたいに連続でコメン…
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