ほんまでっか そうでっか
次男ポチが幼稚園児のころダンナの転勤で高知県で暮らしていた。ワタシたちが住んでいたところは転勤族に人気のまちでポチのオトモダチの中にも全国各地からの転勤族がたくさんいた。幼稚園の入園式でポチと仲良くなったおメメがパッチリでとってもかわいいMちゃんは北海道の出身。転勤族の妻どうしのMちゃんママとワタシが仲良くなるのにも時間はかからなかった。Mちゃんの弟のK君もクリクリおメメの愛くるしいコでパパさんも気さくで話しやすくいつも笑顔のステキな家族である。で 以前にも書いたことがあるが入園式から2週間ほど経ったある日ポチが幼稚園でMちゃんに「ケッコンしない?」 とプロポーズしたというハナシ。Mちゃんはその夜パパに「ポチ君にキスされたの」 と嬉しそうに報告したそうで『パパがマジギレしたわ』とMちゃんママが笑いながら教えてくれた。そりゃあ あんなにカワイイ愛娘のファーストキスを悪ガキ丸出しのおでこ怪獣に奪われたんじゃ(↑クリックでおでこ怪獣検索)パパはさぞかしショックだったろうその年の幼稚園の運動会 午前中の競技が終わりお昼休みになったのでダンナがシゴトで来られなかったので母子だけでお弁当を食べようとしているとMちゃん家族が一緒に食べましょうとワタシたちを誘ってくれた。ピンクのピクニックマットにお邪魔して午前の競技はかわいかったねぇなどと楽しくオシャベリしたあとパパさんが関西に赴任していた頃のハナシになった。「関西の夏はもうコリゴリです;;;;」北海道出身者にはキツかったと話すパパさん。「あ~ そうですよねぇ。関西の夏って特に湿気が多いというか肌にべっとりとまとわりつくような暑さですからね。」わかりますと頷くワタシに「それと関西弁はどうもスキになれない。むしろキライですね。ああいう言葉は。」ふ~ん。そうなの。愛娘のクチビルを奪ったポチに腹立てているとは聞いてたが坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのかワタシたち関西人を目の前にして関西弁がキライてワタシらがキライて言いたいんか あんた勇気あるよなぁとは思ったが そこはユーモアの通じる関西人。「ほんまでっか。そうでっか。あははは。」ベタベタの関西弁であいづちを打ってその場の空気をなごませた。その後 パパさんとはあまりお話する機会もなかったがMちゃん家族とはほんとうに仲良くさせてもらっていた。いまごろどうしてるかなぁ。たしか今は北海道で暮らしているはず。Mちゃんのことだから、ベッピンさんになっているに違いない。逢ってみたいなぁ。それとまだカタコトだった幼い弟のK君は覚えてくれてるだろうか。「『ほんまでっか そうでっか』『そんなアホな』ほれ K君、 言ってみな。」 コッソリ教えといた関西弁。三つ子の関西弁百まで。関西弁を嫌う者は関西弁に泣く。←気いつけなはれや!今日のオマケ。←運動会の応援団でハリキるおでこ怪獣。