カテゴリ:ほほえみ通信
たとえば楽器演奏で舞台に上がるとき。
たとえば初対面の人と話すとき。 など「緊張してしまうとき」があると思います。 緊張って、何故するんでしょうか? もちろん緊張して集中力がわき上がって良い面もあるのですが、逆に力んでしまって心臓がドキドキしてしまうともっちている力を出し切れなかったりしますね。 「失敗したらどうしよう・・」「うまく話が出来なかったら・・・」と心配しやすい人が緊張もすることでしょう。 そして、自分の体が自分のじゃないようにまで思えてきて、何をしたのか何をしゃべったのかすら覚えていないという事態にまでなってしまう。 そうならないで、自分の力を全部使ってしまえるにはどうしたらいいのか?ということです。 これは気功の基本姿勢として練習するのですが「筋肉を両方ともゆるりと力を入れる」ことがポイントです。 筋肉はペアーでついていて、片方が伸びたら反対側が縮まるようになっています。 それを両方とも、ゆるりと力をいれるとどうでしょうか? 腕を伸ばして意識して両方の筋肉に力を入れてみてください。 肘が曲がって手首や指先もわずかに曲がっていますね。 これがニュートラルです、力が抜けすぎずに力んでいない状態です。 でも意識は常に腕にあります。ぼやーとしているといつの間にか、どちらかの筋肉だけに力が入っています。 この状態からだと、肘を伸ばすことも逆に肘を曲げることも直ぐに簡単に出来ます。 身体ではこのように練習していきますが、精神面で緊張しないようになるにはどうするか? それは「失敗も成功も無い」ことを知って居ること。 楽器の演奏なら演奏することだけ思うこと。 「失敗しないように」と念じるのは「失敗することを前提にしているから逆効果である」ことを知ること。 3番目に書いたのは他にも通用するのですが、「失敗しないように」と願うのは「失敗すると思っている→失敗の道を選びかけている→失敗する」こんな連鎖反応をよびます。 失敗したくないと念じるのが最も確実な失敗方法なんてーー 失敗も成功もいつの時点で判断するかで、全く違ったことになります。 ですから「失敗も成功も無い」としているほうが、結局は正しいのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.09 22:29:51
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