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うちの事務所は始業時間が10時なので、
私が通勤に使う電車は、座れこそしないものの毎朝比較的すいています。 (よし、今日もすみっこのベスポジをゲット!) 私が車両の一番隅を陣取り、おもむろに文庫本を広げたその時でした。 「てんつくてんつく、オー、ヘイ♪」 藪から棒に、目の前の座席から鼻歌。 (ああ、さては変な人が座っているね?) 平素より変な人を呼び寄せる体質の私は、 即座に状況を飲み込みました。 で、横目でちらりと確認。 (朝からワンカップ系?それとも終日ラリラリ系?) ところが!! 鼻歌の出所に着席していたのは、 いずれも変じゃないフツーの男性3人。 そ、そんなハズは・・・。 だって、確かに聞こえたよ。 この耳で聞きましたよ。「てんつくてんつくオーヘイ!」って。 ■着席していた3人 1、来る大学受験に備えて英単語帳『ターゲット』熟読中の高校生 2、うつらうつらしながら2限目の授業にむかう大学生 3、社会人2年目、スーツも板についてきたメール中の営業君 誰!? 「てんつくてんつく、オー、ヘイ!」って言ったの誰よ!? かなり動揺しました。 【考えられる可能性】 ■犯人は高校生 …「てんつくてんつく、オー、ヘイ!」は実のところ英単語の一種だった。勤勉な彼は勉学に勤しむあまり、そこが公共の場であることを忘れ、ものにした英単語を期せず発音してしまった。大学合格を真摯に願う男子高校生を襲った奇跡のハプニング。 ■犯人は営業君 …「てんつくてんつく、オー、ヘイ!」を歌詞の一部と解釈したのが落とし穴。正しくは、「てんつくてんつく、横柄(おうへい)」。「てんつく氏」とは、彼の直属の上司である。てんつく氏によるいわれのないイジメに耐えかね、鞄も持たずに会社を飛び出した彼は、解放感と明日への不安で混乱する自らの心中を鼻歌で表現し、聴衆にSOSサインを出していたのだ。ごめんね、気付けなくて。 ■複数犯 …歌い手が二人存在するという盲点。具体的なパート分けとして、「てんつくてんつく、オー」をリードボーカルが担当。「ヘイ!」部分のみラップ担当者がサポートする。ちなみに彼らの名前は、それぞれ『DAI(vo)』『MASAMAX(無職)』という。今回のコラボバンド名は、だから『DAI featuring MASAMAX』なのだ。 ■疲れていた …いろいろと疲れていた。 ・・・・・どれかちら? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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