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えー、きのうのことになりますが、
私が勤めている会社の社長が結婚されました。 おめでとうございます。 なんと言いますか、 それこそ「わらしべ長者」のような手はずで社長と巡り会った私。 ことの始まりは、数年前からライターを夢見ていた私がネットの某掲示板に書き込んだ一言でした。 「ライターになりたいです!何でもお手伝いしますので、雇ってください!」 無計画、ここに極まれり。ですね。 どこの馬の骨かも分からない19歳やそこらの小娘に、 「じゃあ、この原稿をお願いしますよ!」なんて仕事をまわしてくれる人間がいるはずありませんね。 ところが! 私のアホな書き込みに対して、親切にもメールをくださった方が! 「そんなことをしていても、仕事はもらえないよ。きちんと会社に所属したほうがいいよ」 アドバイスのメールをくださったのは、28歳の男性ライターさんでした。 その後、数ヶ月の間 彼とメールを交わした私は、Kさんという男性ディレクターを紹介されることになります。 Kさんはとても忙しい方で、ちょうどその頃アシスタントを募集していらっしゃったのです。 「アシスタントか・・・いいかも!」 いそいそと面接に出かけたのですが、結果は不合格。 どうも、私の挙動不審さがちょっとアレだったようです。 そりゃ、そうだよね。 面接で「南米料理の醍醐味はね、ハラペーニョにあるんですよ」なんて口走る女子大生なんて、出来ることなら誰だって避けたいよね・・・。 しかし! 親切にもKさんは、 「ちょうど、俺の知り合いの女性がアシスタントを募集してるから、その人を紹介してあげよう」 とおっしゃってくださったのです。 「彼女はものすごくデキル人だからね。俺が認める、“本物のライター”だから」 ただでさえ忙しいこの業界。 忙しさのあまり自分を見失い、心の病を患う方も多いといいます。 そんな過酷な状況に於いて、Kさんが認める「本物のライター」とは? ■「本物のライター」イメージ ・怒り肩 ・身長2メートル弱 ・スキンヘッド? ・胸に七つの傷 ・小熊ぐらいはひとひねり あとオプションで「酔拳の使い手」とか「清原とマブ」とか? いろいろと悪い想像をしながら「本物のライター(改め北斗の拳)」との待ち合わせ場所に向かった私。 しかし、約束の場所には誰もいませんでした。 私:「あれ~?おっかしーなー」 私がクビを傾げたその時でした。 「こいずみさん~~?」 背後からひょろい声。 !! そこに立っていたのは、私より小さい(これは勘違いだった)、私より細いリス系の女の人でした。 私:(これが、これが七つの傷を持つというあの・・・) まあ、そういう感じの出会いだったわけです。 その後、彼女は妊娠。 出産を決意されたので、私も別の会社に移ることになったのですが、 なにせ忙しい方なので、入籍の前日も 「ねー、戸籍謄本てどこでもらうの?」 「ねー、※結婚見届け人のサインっていうのが必要なんだって。小泉氏、それ引き受けてもらえないかなー??」※(「証人」ていうやつ?) とか、そんな感じ。 私:「えっ、見届け人!?私でいいんですかね!?もちろん構いませんけど!」 社長:「うんいいよ~。縁だし」 「見届け人」は、婚姻届に自分の名前や住所、本籍を書き込まなければなりません。本籍を確認すべく、実家に電話をかけた私。 母:「もしもし、小泉です」 私:「あっ、お母さん?あのな、私、社長の結婚の見届け人になるから!」 母:「はぁ?」 私:「だから、社長の結婚の見届け人になるから!」 母:「そんなバカな・・・」 私:「そんなバカなって・・・。とにかく、私の本籍教えて!」 母:「・・・。」 私:「早く早く!本籍!奈良でいいの?」 母:「・・・未成年でもなれるんやなぁ」 母は、娘が今年で23歳になるという現実を認めていないようでした。 話が混線しましたが、幸せになってくださいね! しゃちょーよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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