30代子持ちで1,000万円貯めるお金の使い方と家計管理。脱見栄っ張り貯金術で貯まらない壁を乗り越えよう
「30代で1,000万円!でも子供にお金がどんどんかかって大変!」お金を貯めたいけれど、30代にもなると結婚して出産して、子供にどんどんお金がかかるようになってきます。子供を産む前は好き放題使えたお金も、子供を持つと「お金貯めなきゃ!」という焦る意識が芽生えてきますよね。私も30歳で子供を産んでから37歳で1,000万円の貯金を貯めることができました。色んな貯まらない壁を乗り越えて、何とか貯めることができました。どうやったら、30代子持ちで1,000万円貯めることができるのでしょうか?この世代特有の貯め方を伝授したいと思います。 30代子持ちで貯金1,000万円貯めるために最初にしておきたいこと子供が生まれる前は、自分の収入から好き放題に使えることが多いのですが、子供が生まれてからしておきたいこと、それは、夫婦で、家計管理方法を決めておくことです。あなたは、夫や妻の収入額がすぐに言えますか?お金が貯まらない原因って、やっぱり夫婦でお互いの収入額すら言えないことが多いことが多いです。お金を貯めるために最初にやっておきたいことは、以下の2つです。 夫と妻の収入額、支出額、貯金額をお互いに開示する将来のライフプランをお互い話し合って共有するお金の話って、他人はおろか夫婦間でもしづらいですが、我が家では結婚してからずっとオープンです。お互いオープンにしないと、片方の収入だけでは生きられなかったという、情けない理由もありますが・・。「将来、家は賃貸?持ち家?どっちにする?」「子供は私立に行かせたい?いつから?」お互いの持っている将来のライフプランを話し合って、意見を統一させておくことが大切です。なっかなかまとまらないですけれどね。2つが共有できれば、それを実現するための目標貯金額が見えてきます。年間いくら貯めて、毎月いくら貯金を積み立てていけばいいかが見えてきます。自動でお金を一定額貯めていくことで、お互いが小遣いで何を使おうと気にならなくなり、ストレスなくお金を貯めていくことができます。まず最初に、この2つをしておくことを心がけておきましょう。夫婦で家計管理方法をどうするか?色んなパターンを試してみるお互いのお金事情と将来のライフプラン、目標貯金額が決まれば、夫婦でどうやって家計管理していくかを、色々なパターンから試していきます。決めるじゃなくて、試していくがポイントです。家計管理って色んなパターンがあるかと思います。夫が生活費を出し、妻が貯金を担当。小遣いはお互いの収入から妻が家計を一括管理して、夫は完全小遣い制財布は夫婦別々で、費目別に家計を夫婦で分担お互いの収入から生活費を半分ずつ分担。残りは小遣い制我が家の場合は、お互いの収入を1つの口座に合算し、そこから妻が生活費と先取り貯金額を分けて、貯金分は別の貯金用口座に振り替えています。2.のパターンに近いですが、我が家では小遣い制はとっていません。小遣い専用口座があって、そこから必要分を下ろすようにしています。夫婦の数があれば、それだけ家計管理の数もあります。我が家も色々なパターンを試しましたが、どの方法が1番いいかなんて、色々試さないとどれが合うのかさっぱりわからないです。結婚してから10年ぐらい、色んな家計管理方法を試行錯誤してやってみて、やっとお互いが心地よいパターンがわかってきたぐらいです。夫婦の性格、共働きか片働きか、ライフスタイルなどによって全然合うパターンが違ってきますから、色々試して1番合う方法を探っていってみましょう。出産や時短勤務でお金が貯まらない!それ当たり前なので焦らない子供が生まれると、出産費用やベビー用品など、特別な支出でお金に羽が生えたかのごとく飛んでいきます。生まれる前とでは、ケタが違うぐらい飛んでいきます。働いていると産休、育休、時短勤務中は、とにかくお金が貯まらないです。保育料の高さに働くことをくじけそうになってしまいます。≫ 子育ては毎日がお金の不安の連続。子供1人分の費用を保育園卒園までにかかったトータル額を出してみたでも、お金が減って貯まらないのは当たり前です。当たり前のことだから、貯まらないことに焦らないことです。この時に冷静になって、減る原因を分析してメモでも記録しておき、通常状態になったら、いくら貯められるか冷静に未来を見つめることが大切です。未来家計簿なんかを作って、保育料がなくなったらこれだけ貯まるから大丈夫!と、自分にやる気を作ってあげましょう。「保育料を払うために働いているなら、辞めた方がいいのでは?」と、ふさぎ込んでしまいがちです。私もそうでしたよ、何度辞めようと思ったことか・・。でも、月収が6〜7割になることなんて一時的です。将来の貯金アップにつながると思って、先行投資と思って割り切って働き続けるようにしましょう。他人の子供の習い事や教育環境と比較して見栄をはらない「もう塾に通っているんでしょ?毎週何回通っているの?」これ、我が家が実際にママたちに直接よく聞かれることです。PTAで会う度に聞かれます。ほんと、余計なお世話ですよ・・。子供がいると、よその家庭の習い事や塾や持ち物など、子供周りの事情がすごく気になってしまうかと思います。比較してうらやましくなってしまうと、見栄でほかの子と同じ習い事をさせたり、持ち物を買ったりしてしまいがちになります。「あの子がダンスに通っているから我が子も!」なんて、子供の特性にも合わず、夫と話し合いもしていないのに勝手に決めると、ケンカと浪費の火種にもなってしまいます。よそはよそ。うちはうち。他にも自分の子に、自分がどうしても実現できなかった夢を託しすぎるとどんどんお金は出ていきます。子供に自分の夢を押し付けなようにしたいですね。他人に対する見栄が、お金をどんどん浪費していく原因になってしまうのです。夫と教育方針をしっかりと話し合い、教育費の上限額をしっかりと決めて、自分の子に合う教育をしていきましょう。マイホーム優先か?子供の教育費優先か?ココをぶれない!30代子持ちが1番お金の使いどころで悩むポイントは、やっぱり家か子供の教育か、いや、どっちもお金をかけたい!と言ったところですよね。マイホームって選んでいるうちに、どんどん見栄と希望が出てきて、3,000万円の予算が5,000万円、注文住宅でプラス1,500万円と、膨らんでいってしまうのがありがちパターンです。マイホームを建てて、子供たちと公園で笑顔で遊ぶ光景を浮かべながら、かわいい我が子にいい教育や習い事、いい学校に入れたい!という夢も膨らんでいきます。この夢、いつか破裂します(汗)貯金1,000万円も貯められない人が、マイホームもいい教育もなんて言っているうちが、1番危ないパターンです。本気で住宅ローン破綻することになります。家を建てないなら、私立小学校や私立中学はあきらめる、どちらか予算をしっかりと決めておきましょう。我が家は家への予算を2,000万円減らし、築10年の中古マンションにしました。その分、子供に塾や習い事は行きたい所に行かせるようにしています。地獄転落家計に陥らないためにも、家か教育かどちらを優先的にしたいかをしっかりと夫婦で真剣に話し合いをしておくことが、1,000万円の貯金ができる花道となります。≫ 楽しく貯金ができる秘訣はメリハリ家計術。お金をかけないものとかけるものに分けて支出をコントロール30代子育て世帯は、脱見栄っ張り貯金術と夫婦の意識統合がカギ20代の時とは違って、子供が生まれたことでお金がどんどん出ていく時期に、お金を貯めることって、本当に大変なことです。ハッキリ言って、貯金自体がしんどいです。でも、赤字家計だ、もう我が家はダメだなんて、悲観的にならないでくださいね。我が家も子供が保育園児の時なんて、貯金なんて全然できなかったです。貯金が出来るようになったのは、保育園年長から小1にかけてでした。それまでは雀の涙の貯金額を取り崩し、泣きたくなるような家計簿でした。だから30歳で子供を産んで、赤字家計の貯まらない壁にぶつかりながらも、37歳で1,000万円貯められたのだと思います。夫婦の意識だって、最初から意気投合なんてできないですよ。色んな方法を失敗しながら試していって、長い時間をかけてお互い分かり合えてくるのかな?と感じています。後はママ友との付き合いが増えてきて、お互いの家庭事情が気になる年代だからこそ、比較しない、妬まない、見栄を張らないことが大切です。家か教育費か、この問題をしっかり夫婦でブレない軸を作っておけば、他の家のことなんて気にならなくなりますし、自分らしい生き方ができるようになっていきます。脱見栄っ張り貯金術が、貯まらない壁をぶち壊し、幸せな貯金ができるようになります。まずはお互いのお金をどんどんさらけ出して、夫婦で1つのチームとなって、将来の目標に向かってお金に好かれる家計管理を目指していきましょう。