カテゴリ:社会
以前、東京に遊びにいったときのこと。
明治神宮から地下鉄に乗っていて、どこの駅だったか忘れたけれど、 高田万由子によく似た30前後の女性が、幼稚園の年長さんと年少 さんぐらいの男の子二人にスーツケースをもって乗り込んできた。 幸い車内は空席があり、彼女たちは座ることができた。 やんちゃ盛りの男の子二人を連れて、お母さんは孤軍奮闘。 ちっともじっとしていない二人を宥めたり叱ったり。 でも、時折見せる優しい眼差しを見て、心があったまった。 さて、込んできたので、三人で席を占領しているのはよくないと 思ったのか、お母さんが子どもたちに、 「ママのヒザに座る?」 と訊ねた。 すると、子どもたちは、 「僕が…」 「いやだ、僕が…」 とお母さんのヒザの争奪戦が始まった。 お母さんはその様子を見て、困惑しているのと同時に、 ちょっと嬉しそうだった。 僕は、あまり母のひざのぬくもりを覚えていないけど、 幼稚園の先生のヒザの温かさや柔らかさはよく覚えている。 なんだかいいよね、ヒザって。 膝枕も最高だ。 今でも、幼稚園の先生のヒザには憧れるなぁ。 でも、これって、僕だけじゃないよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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