日々是思索（わさび日記）

先日、職場の女の子が

「課題のことで、わさびさんに質問なんです」

といってデスクに現れた。

僕はまだどんな課題を出すかを絞りきれていなかったので、

「それについては、別途で指示するわ」

と答えた。


すると、彼女、何だか解せないという様子で、僕の前から

離れようとしない。


「どうしたの？」

と訊くと、

「本当なんですか？」

と彼女。

「本当も何も、ちゃんと指示するから」

そういうと、彼女はさらに困った様子。


「別途で指示じゃいけないのかなぁ？」

「だって……」

「何？」

「家に来るんですか？」

「？？？」

一体彼女は何を考えているのか分からないまま

沈黙が……。

暫くして、

「じゃあ、どこのベットで指示してくれるんです」

と彼女。

よく顔色をうかがうと、ちょっと赤くなっている。


「あほか。別に機会をつくって指示するってことだよ」


日本語は難しい。