カテゴリ:春田純一さん
昨日、本日とスケアクロウズの『ら抜きの殺意』を観てきた。
↓以下、ネタバレもありなので、自己責任でお願いします。↓ ~あらすじ~ 健康食品・グッズの通信販売業者のオフィスに、電話オペレーターとして雇われた中年男・海老名俊介(春田純一)。飛び交う現代の日本語をめぐって、様々な衝突が起きる・・・・。 ☆ら抜き言葉や、ことわざ・敬語の間違った理解から言葉遣いや方言まで、言葉題材にしつつも、本質はそこではないなーというのも感じられて面白かった。2時間半の長丁場を退屈させず、中だるみせずにに観られたのはすごいことだと思う。 ☆イマドキの"変幻自在女"の遠部と、男言葉で敬語を話さない社長の妻(=副社長)の堀田八重子とのやりとりのシーンがとても面白かった。「男言葉で、本音でふるまえ」「命令する人(男言葉)にお願いする人(女言葉)は勝てない」なんて、どきっとするセリフの連発で、遠部のドキドキ感がちょうど観客の目線だったのかもしれない。でも、白い合コン用みたいなスーツ姿でブリッ子敬語を使う遠部よりも、掃除のおばさん姿で男言葉でズバズバ話す堀田八重子の方が、数段女らしくセクシーに見えたのは、私だけなのかしらん。八重子を演ずる築山万有美さんは、深い色気のある女優さんだというせいもあるだろうけれども・・・。 ☆べろ武田さん@伴篤男役のロッカー(?)みたいなスタイルが妙に似合っていた。伴と海老名のら抜き言葉をめぐる掛け合いが憎憎しげなだけに、あとの方の和解がよりいっそうあたたかい感じがしたなあ・・・。 ☆しかし、ジュンジュン@海老名のグレーのスーツ(しかもインナーに同系色のセーター)にめがねっていう老けづくりもなんだか似合っていた。こういう「おじさん」っていう感じの役は本来なら当たり前の役なんだろうけども、静というのかおだやかに普通の人という役が普通にみえるのは若く見えるジュンジュンなだけに、かえって「すごおおい」と思ってしまうのであったよ。 ☆しかしな・・・。「あのグレー系の縞のネクタイ、ステキだな」「あの紺のチェックのマフラー、ああいうの好き。カシミアかしらん」と海老名の衣装を最初見て思ったのだけど、しばらくしてから「あ!!そりゃあ、アタシ好みのはずだよ!!」と気づいた。記憶にあったものたちだったと思うので・・・・(照)。ありがと。 ☆日系三世(?)の日下役の早川周さん、変な日本語におつかれさまだったけど、役としてはインパクトが強くてかつ物語のキーにもなるだけに、おいしかったのでは?すっごい、気に入ったキャラ。 ☆ちなみに、他にも色々チェックポイント。昨日は和田圭市さんも観にきてらっしゃったし、斜め後ろの席には冨永さんがああああ(←ひそかに好きなので、ちょっとコーフン気味だった)。あと、忘れちゃあいけないチェックポイントをもうひとつ。「方言指導 石垣広文」。 ☆特典でジュンジュンにツーショット写真を撮っていただいたので、また会社のデスクに飾るのだああ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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