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夏にも選んだので冬も同じようなことをやってみた。10冊には届かなかったけど、思いつくままに数冊。
特に年末年始のホリデーシーズン、移動の新幹線の中や暖房のきいた部屋で、あるいは寝床で・・・と至福の時を過ごすお供に・・・と選ぶとなんだか雪の密室トリックや山荘ものの推理小説が多くなった感じが・・・・。 ちなみに年末年始のお休みをはさんで借りられる図書館も多いと思うので、借りて読むのもテだと思う。 ・『ポアロのクリスマス』 アガサ クリスティー ミステリーも極上だけど、イギリスの古きよき時代のクリスマスホリデーの過ごし方とか料理とかの描写がとってもステキ。ちなみにあのテレビシリーズのものもよく出来ている。 ・『吸血の家』 二階堂黎人 ミステリファンの間で賛否両論の多い二階堂黎人だけど、蘭子シリーズの最初の3冊はとても好きだった。この作品の雪の密室トリックは独創的だったと思う。 ・『ある閉ざされた雪の山荘で』 東野圭吾 誰かの山荘に何人かが缶詰になり、そこで連続殺人が起きるというありがちな設定なんだけど・・・。雪や嵐のために外部との連絡が途絶えるのもお約束。そのベタさを逆手にとったような秀作だと思う。学生時代に東野圭吾はけっこう呼んだけど、まさかこんなにブレイクするとは思わなかった。 ・『哲学者の密室』 笠井潔 舞台はフランス、旧ナチスへの復讐や大きな屋敷での殺人&トリックなど面白さがいっぱい。そして探偵は日本人なこともポイント。文章は長いけれども、冗長な感じはあまりしなかった。 ・『スリーピング・マーダー』 アガサ クリスティ 覚えていなかったはずの昔の記憶にある殺人。このテーマをこの時代に描いてるクリスティはさすがという感じで、ミス・マープルのシリーズの中でも私のイチオシ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.21 13:25:57
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