お直しのすすめ
年末にこまこまと服を整理して、何本かのパンツを立て続けにお直しに出した。通販で買ったため丈つめが必要な物もあり、かかとの高い靴をあまりはかなくなって調整したかったものあり、アメリカで買ったまま我慢しながらちょっと長いままはいてたジーンズあり。お直し屋さんも東京ではずーっと同じところにお願いしている。10年ぐらい前にやせた後に、手持ちのスーツのサイズ直しをお願いしたのがきっかけ。その後、ワンピースの襟ぐりの形をかえてもらったり、ロングジャケットをショート丈にリフォームしてもらったり・・・・。アメリカから帰国前のセールで4着くらい買った夏スーツを直してもらったのもここ。そもそも、私は身長が低いので服を買った時に丈つめや袖丈つめが必要なことの方が多い。お直しというと「高いんじゃない?」と思うかもしれないけど、サイズの合ったものを着る心地よさや見た目の美しさはとても大事。サイズが合ってないとなかなか袖を通さなくなって、結局は大損になる。以前、知り合いたちとあるブランドのファミリーセールで買い物したあと「せっかく70%オフで買ったスーツにお直しで数千円も払うなんて・・・」とお直ししなかった人がいたけど、そでが長すぎるジャケットや床をひきずるようなパンツは見た目が悪くて、あまりそのスーツは着なくなっていた。逆に今回みたいにお直ししたパンツたちは着心地がよくなって、毎日のローテーションに嬉々と組み入れられたのでお得。それに、私の行ってるお直しやさんは明朗会計で世の中の平均よりも安いと思う。目に見えるお金だけの問題でなく、気に入った服がみつかるまで探し出すコスト(時間など)はけっこうかかるし、必ずしもみつかるとは限らない。だとしたら、手持ちの気に入った1着をよい状態で長く着られれば、すっごくお得だと思うんだけどな。