34歳を迎えて
33歳の1年、久しぶりに日本で働いて過ごして・・・だったので、「変化の少ない年になるのかなー」なんて思っていたけど、そこはやっぱり予想外の出来事と出会いと縁があって1年が経った。めまぐるしく色々なことがあったけど、アメリカで勉強したことを「よかったなー」とじわじわと感じ始めたのもこの1年だったり。今まで過ごした誕生日を思い出すと、ほんの数年前の誕生日はまるで自分の心の深淵なるものを覗いてしまったように闇の中に入り込んでしまったかのようだった。その闇に出口は見えなかったし、ましてやずっと先に明るいものが存在するのかどうかもわからなかった・・・・ことを思い返せば変化が多かったとはいえ、ハッピーに感慨深く迎えられる誕生日はとても幸せだと思う。先日Hさんとディナーに行った帰り道、Hさんと意見が一致したことはそれが無駄とかまわり道とか他人からは言われるかもしれないことも経験したけど自分では必ずしも無駄だとは思ってないのだよね、ということ。Hさんは自分の一浪一留のことなどを思っていたのだろうし、私はこの数年前の闇だとか浪人だとか他にも色々思い浮かべていた。Hさんにも「この34歳はねー」と言われたし、日曜日に舞台を観に来ていた知ってる方にも「うーん、30前で止まってるのだよねー」と言われた。外見が若く見えるというよりも、態度というかスタンスというかが若いらしいのだ。うーむ。「子供っぽい」とは言われないように、だけどポジティブに柔軟に過ごしていけるといつまでも若いのかも知れぬなー。しかし、17歳の倍生きてるってすごい!!17歳の頃の私は、世の中に対してちょっと冷めていて、だけど何者かになりたくて仕方がなくて、でもその方法がわからなくてキリキリしていた。17歳の記念を何か残したくて、自由な校則をいいことにピアスホールをあけた。あの17歳のわたしは、まだわたしの中のどこかにいるよ、たぶん。この1年も好きなことに正直に、元気にやっていこう。あ、ジュンジュンすき。