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カテゴリ:ワシコの独り言。
といっても、最終日の本日ではなく先月なんですが。 両親に誘われ、好きな北斎の上、普段はボストンにしかないのだからして、今しか見れない。 見るなら「今でしょ!」と某教師の顔を思い浮かべつつ、上野の森の美術館へ。 それにしても、当時の日本人はこの素晴らしい芸術作品を「娯楽」として、受け取っていたというのも贅沢なことですよね。 入場するのに並ばずに済んだのですが、平日の割に中は混雑。 まあ、作品の数は多く、そして小さいとなると近づいて見たいと思うのは誰も同じ。 全然進まず、それどころが立ち止まってずっと見てたりする人や、いちゃつくカップルまでいたりして…。 さきに見終わった父から、「もう出た」というメールが入り、あわてて途中から素早く見たので2時間はかからなかったけども、普通に見てたら3時間ぐらいかかったかも。。。 見る機会の多い「神奈川沖浪裏」ですが、実際に観てみると思ったよりサイズが小さい。 このサイズの画面に細い線が緻密に這っていて、計算されつくした緻密さがあるからこそ、大きく拡大しても見るに耐えるわけだなと感心しきり。 お目当ての有名どころの「富嶽三十六景」は、ポストカードを購入してしまいました♪ 母は本を購入していたので、いずれ貸してもらい見れるかな~。 それにしても、90歳まで生き、生涯のうち93回引っ越ししたらしい北斎。 1年に1度じゃ足りないのかと、かなりびっくりです。 まあ、昨今のブームの片づけられない人たちも、部屋が汚くなったら(耐えきれなくなったら)引っ越しするというし。北斎は元祖かもしれませんね(笑)。 状態のいい作品ばかりで、見ごたえありでした。 個人的には、雪月花シリーズとか花鳥版画のシリーズが良かったかなと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年11月09日 11時45分56秒
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