テーマ:子供の病気(2172)
カテゴリ:ウチの息子
診察予約を14:30~で取っていたため、カツを学校に迎えに行き、そのまま病院へ。 (今回もユウはジイジ・バアバに預かってもらいました) 14:00前には到着し、待合室で待っていたのですが、 待てどくらせど呼ばれやせん 気付けば15:30を回ってる。 ・・・予約の意味が無いように思うのだが・・・。 カツも2時間近く待たせられたので 「ねぇ、まだぁ~?カツ、お腹すいた」 う~ん、もう3時回ってるし、お腹もすくわなぁ。 看護師さんに残りの待ち時間を聞くと、 「あと2人いるわね~」 ・・・あと2人もいるの? 売店に行ってよいか聞くと、OKとのこと。 カツと売店に行き、『じゃがりこ』や『おにぎりせんべい』を購入し、 一緒に『小学1年生』も購入。 付録の腕時計→ 飲食スペースでチョット遅いおやつタイムにしました。 16:00を回り、ようやく診察に呼ばれました。 神経科のDr.が脳波データを見ながらこれまでの経緯を訊ねます。 1)痙攣が発熱時のみに起こっていること 2)痙攣時間が短く、同日に繰り返さなかったこと 3)出生時、仮死状態で生まれたりしていないこと 4)近親者にてんかんを持っている人がいないこと から、単純性熱性痙攣(熱により引き起こされる痙攣)でしょうとの事だったのですが、 1)6歳になってからも痙攣を起こしている 2)脳波に一ヶ所気になる点がある から、複雑性熱性痙攣やてんかん性熱性痙攣も疑っていきましょうとの最終診断でした。 抗てんかん薬の服薬を開始するとかの最悪の事態は免れました。 てんかん薬の服薬は1度始めると最低2~3年は続けなくてはならず、 服薬中は常に血中濃度を測定しなくてはならなくなるので 投薬治療はしたくない。とのDr.の意見でした。 今後の対策としては、 37.5℃以上の発熱があったら、ダイアップという坐薬 (37.5℃前後の発熱に気づいたら1個肛門に挿入し、 38℃以上の発熱が続く場合には8時間後もう1個挿入) を2年間ほど使用することになりました。 次回の診察や検査等は無かったのですが、 ダイアップを使用したにもかかわらず、痙攣が起こってしまった場合は てんかん治療の開始となります。 この様な診断をされたのですが、 私は意外と冷静に聞くことが出来ました。 P科(精神科)の看護師をしていたジイジ(我実父)と、 P科のPSW(精神保健福祉士)のバアバ(我実母)と、 P科の栄養士である母ちゃん(私)。 てんかんの知識を多少なりとも持ち、 てんかんの患者様と日常的に接している私たちのもとを カツは絶対に選んで生まれてきてくれたんだと感じました。 こんな診断をされたカツですが、通常の生活に支障は無いし、 必要以上に元気で、知的な遅れも無く、 心身ともに順調に成長してくれています。 主人のジイジ・バアバにも伝えましたが、 「まずは熱を出させないようにしなきゃね」 と言ってくれました。 実母に検査結果を伝えたところ、 「手が震える位の痙攣なんて、気付かない母親がほとんどなんじゃない? それに気付いて、検査もして、今後の対応策も分かったのなら 良かったじゃない!」 うん。 良かった。 カツのジイジやバアバたち、周りの家族が偏見を持たず、 前向きに受け止めてくれて。 今日、カツは歓迎遠足。 きっと、たくさん遊んで楽しんでくるよ。 脳波検査の様子はコチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.19 11:34:15
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