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かなり久しぶりのブログの更新になります!
大泉学園ゆめりあホールで行われた汐見稔幸先生の講座を聞きに行ってきました。 よくテレビに出ている、あごひげの生えた先生といえば分かりやすいでしょうか? テーマは「見つけよう! こどもの可能性」 心に残ったお話を書いておきますね。 子どもが何かをした時、親は自分の心の基準で判断して子どもに対応しています。 見守る、叱る、ほめるなどなど。 この基準を持つようになったのは、自分が育てられた時のパターンを覚えていて、心と身体に染みついているから。 つまり子育てってその人がどういう風に育ってきたのか、それを自分の子どもにも繰り返しているということ。 確かに自分が今子供に言っていることって、自分が親から言われてきたことが多いですね。 自分はこう言われて育ったけど、子供にはこういう言い方をしたいって修正して伝えていることも多いです。 これはコーチングを学んで、自分のことがより見えるようになったからかも 人間には本来相反する二つの欲求がある。 例えば ・人を攻撃したい ・攻撃されて苦しんでいる人の気持ちに共感したい ・人と関わりたい ・一人でいたい など 人間が本来持っている攻撃的な能力をプラスの力に換えていくのが育児であるというお話でした。 なるほど! 子どもは適切な環境と適切な励ましがあれば、自分で発達していく。 人間は、10の力を持っていて、11や12の力がないとできないことをする時のみ発達する。 6の力しか要らないことだけやっていたら発達はできない。 つまりちょっと難しいことにチャレンジした時のみ、力を伸ばすことができるってことですね。 親の仕事は 1.ちょっと難しいことに子どもがチャンレンジできる環境を用意してあげること 2.子どもの邪魔をしないこと 3.子どもが自由にいろいろやることを、あたたかく見守ること そして何かあったら自分は必ず守ってもらえるんだという安心感を与えてあげること 子どもの邪魔をしない、という言葉が一番心に響きました。 ピアノを教えていてよく反省することがあります。 「あ、今のひとこと要らなかった、余計だった」と。 子どもは自分から学んで、覚えていくので親や先生はそれがスムーズにいくようサポートするだけでいいんですよね。 子どもは幼児の段階で、大人が思っている以上にいろんなことが分かっているそう。 社会がどうなっているのか、身体で感じ取る力がある。 だから私たち大人は、子どもの前ではいつも機嫌よくハツラツとしていなければいけない。 そうすれば子どもは大人の社会っておもしろい!と感じて前向きに成長していくことができる。 今の社会きついことも多いけど、子どもの前でしんどい様子を見せるようなことはなるべくしないこと! 30年後の日本は人口がどんどん減って、規模の小さな国になっていく。 日本に代わって、アジアの国々が躍り出てくる。 今育てている子ども達が大人になったら、アジアの国々で仕事をするようになる。 これからの子どもに必要なのは、たくましさ。 子どもの個性を認め、あなたはどう思う?と意見を聞きながら育てていくことが大切。 自分の個性を認めてもらえる子は、人の個性も認められるから。 講座の中で先生は今の子どもは昔と比べて生きにくい、と繰り返しお話されていました。 地域の人みんなで子育てしていた昔と違って、今はともすると母親一人の肩に子育ての負担が全部乗っているような世の中ですもんね。 内の娘は年齢の割に自分をはっきり持っている子だと思います。(担任の先生にもそう言われました) 大らかに、邪魔にならないように娘を育てていきたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月23日 19時03分38秒
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