カテゴリ:医療福祉
坂戸診療所の改修工事が完成した。 昨年の暮れから相談にのって約半年。 このゴールデンウィークの休みの間に工事。 急ピッチで改修が完了した。 診療所さんからの要望は、 ・待合室を広く ・プライバシーの確保 ・車いす利用者への配慮 診療所であれば当然と言えば当然のことであるが、 現状では、そういった要件を満たしていなかったので改修することになった。 改修なので全体の広さが決まった中で広々とした印象が得られるようにすることになる。 コンセプトは、天然素材を使った癒しの空間である。 今回特に気を配ったのはカウンター周り、診療所といえば「待ち」の時間がめっぽう永い!(診療所の方、ごめんなさい)ので、 診療所滞在中の大半を占める待合空間の快適感を高めるよう、 視覚的に安らぎが得られるように天然の素材を使うことになった。 カウンターは天然の竹を使った。 ここで使った竹は 中国の孟宗竹 竹のメーカーの人によると、竹は中国ではどんどん生えてくる雑草のようなものらしい。 そういった未利用の素材をフィンランド製の接着剤で板状に接着し、カウンターの天板や、前板、壁面に使用している。 カウンターの竹と、壁面の竹は色が違うが、 これは、色が濃くなって居る部分は良く燻した竹、薄い部分は燻していないものである。塗料等で着色したものではないのでまったくの天然素材なのである。 院長、事務長、婦長さんの喜びのお言葉を聞いた後に撮った写真が、掲載の写真である。 近くにライバルの診療所がオープンしていた。 どちらに患者さんが多く来るかは、気になるところだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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