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墨田区の建築家 「気まぐれブログ」

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2008年04月23日
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カテゴリ:計画物件
横浜のトンガリの消防中間検査があった。
所轄の消防の方が2人来た。
「設計を担当した金谷です」というと、
「皆、作るのに相当苦労しているでしょう?こんなの作るの大変だったでしょう」
と、いきなり言われてしまった。
確かに、
敷地ギリギリで、
法規ギリギリで、
コストギリギリ等
ギリギリづくしではあるが、消防の人にまで言われるとはよっぽどなのであろう。
「こんな、ところにこんなに高いものが建つの」とかも言っていた。

そういえば確認申請が降りた時も、審査の人が
「よく、こんなのをまとめましたね。立派です。」と言っていた。
立派といわれてもピンとこないが、
建築基準法や横浜市の建築条例の緩和規定を使い「ギリギリ」成立している形を設計したことを言っているらしい。
「ギリギリ」は必ずしも良いことではないが依頼者の利益のためには必要なことが多い。もちろん地域の環境悪化を招かない範囲で。
実はこの敷地、ボクが設計する前に別の設計者が設計していた。その時は敷地を有効に使えなくて採算が合わなかったのである。

検査は無事終了し、よもやま話などをして消防の人は帰った。

現場は、コンクリート工事がようやく完了した。
一番てっぺんの尖ったところまでコンクリートの打設が終わった。尖ったところのコンクリート打設の方法は職人の技である。作る人の創意と工夫には感心する。
こういうところにも感心すべきでは。





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最終更新日  2008年04月23日 21時28分58秒
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