カテゴリ:医療福祉
テーマは、 病院建築設備のリスクマネジメント 参加者は、医療従事者、管理者の方200名程。 病院建築は、災害等に対してかなり安全に作られている。 例えば、一般的な大学病院規模の病院の電気はバックアップ体制が2重にとられており、 もし停電になっても大事な部分の電気は0.5秒以内に復旧する。 ただ、いくら安全に作られていると思っていても、ある程度仕組みを理解していないと、災害時の医療活動に支障をきたすことになりかねないのである。 リテラシーという言葉がある。ITリテラシーとか、金融リテラシー等のようにITや金融の基本的な理解を示すようである。 建物についても、建物を使用する人が最低限仕組みを理解し正しく使うことが必要なのではないかと思う。 「建物リテラシー」「施設リテラシー」と言う言葉はないが、建物や施設等に対するの基本的な理解は、災害時には拠点となる病院建築には必要なことだと思う。 そこを理解していないと、沈まないはずのタイタニック号が沈んだように惨事につながりかねない。 災害時には思わぬことが起こる。阪神、新潟などの情報を分析し、災害に強い社会にしていきたい。 横浜市立大学病院の方々は、熱心にセミナーを聞いてくれていた。こういった意識の施設管理者がもっと増えてくれると災害時も心強い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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