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2009年10月27日
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カテゴリ:医療福祉
高齢者の介護が必要になる原因について
厚労省「国民生活基礎調査」(平成13年)によると

1位 脳血管障害   26.1%
2位 高齢による衰弱 17.0%
3位 転倒、骨折   12.4%

だそうです。

このデータを見ると興味深い点がいくつかあります。
2番目の「高齢による衰弱」ですが、主な原因は筋肉の廃用症候群と言われています。
廃用症候群は、身体の筋肉、関節などを長期にわたって使わないと身体機能や精神機能に病的な状態が現れることです。
たとえば、高齢者が寝たきりの状態でいると筋力が低下し歩けなくなる。また、関節が固まって伸びなくなります。

若い人でも、骨折しギブスをしていると足が細くなったり、宇宙飛行士が地球に戻ってくると筋力が低下することをイメージするとわかりやすいかもしれません。

これら廃用症候群は、骨折や体調不良が原因で寝たままだったりすると起こるのです。
また、高齢になり、刺激のない生活を繰り返すことも原因のひとつです。

他の病気や怪我に比べ、本人の意識と、家族の働きかけで防ぐことができそうですね。

ちなみに聖路加病院の日野原重明名誉院長は、先日ソフトボールクラブを作ったそうです。日野原先生は今年98歳、さすが「生き方上手」の先生。楽しく健康に生きる方法を実践していらっしゃるようです。すごいですね。廃用症候群とは無縁な生き方です。






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最終更新日  2009年10月27日 18時43分23秒
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