カテゴリ:建築
鉄筋コンクリートは、コンクリートを打つ(コンクリートを流し込むことを「打つ」と言う) と鉄筋の状態が見えなくなるので、鉄筋を組み終えたところで検査をする。 鉄筋の径、ピッチ、本数、かぶり厚、定着長さ等をチェック。 全ての、梁、壁、床の配筋(「はいきん」と読む。鉄筋を組む事)をチェックする。 配筋が正しく行われていないと、 ・地震のとき計算どおりの強度が出ない。 ・かぶり厚が足りないと、爆裂を起こし、建物の寿命が短くなってしまう。 配筋検査は非常に大切な検査なのだ。 施工者も、もちろんまじめにやっているのだが、立場の違う目で見ると何かしら不具合が見つかるもの。 配筋検査は、設計事務所の大切な仕事だと思うのだが、施工者の報告を検査とみなす設計事務所もあると聞く。 そういった安易な監理体制が施工不良を招くことになる。 配筋は、自分の目でしっかり見させていただく。 今回は、梁の端部の配筋と、かぶり厚さの指摘をした。 是正後、合格! 小さな現場だけど、配筋検査で2時間弱。 雨の中、冷えた~ 中野坂上、天鳳の黒ゴマ坦々麺がうまかった こちらも合格。 かなや設計 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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