青バラと聖書
青バラと聖書 息子1の卒業式会場の武道館 そこに向かう手前で、聖書を配っていた人がいた。 チラシやテッシュよりはどう見ても高そう ただでもらった以上は ちらっとでも読まないと申し訳ないという気にさせられる。 ちらっと読んで分かったが、 ただでもらった聖書は紙が薄い。 めくろうとすると2枚がくっついてくる。 大学生のころ、ちらっと読んだが、ヨハネによる福音の ~初めにことばがあり、ことばは神と共にあり ことばは神であった~は、今でも好きだ。 比べて、マタイによる福音書の冒頭は聖書嫌いにさせる。 ~アブラハムはイサクを生み、イサクはヤコブを生み ヤコブはユダとその兄弟たちを生み~ 何だか、寿限無、寿限無のよう。 目次が、かなり実用的に編集をされているのには感心した 用途別に、ここを読んだら、というふうに分類されている。 例えば、「危機に直面した時」→マタイによる福音書、6章25~34「誘惑に負けそうな時」→コリント人への手紙第1の10章6~13「悲しみで心がふさぐ時」→マタイによる福音書5章4etc. 残念ながら、そのときの自分にぴったりなものはなかった。 何度、読み返しても該当するものはなかった。 そのときは、「今夜のおかず何にしよう」でいっぱいだったのだ。 なので、「祈りたい時」を一応選び ルカによる福音書を読んだ。 ~求めなさい。そうすれば与えられる。捜しなさい、そうすれば見出す。 叩きなさい。そうすれば開かれる~ 時々スーパーで、親にお菓子を買えとひっくり返っている子がいるけれど。 もしかしたら、あんな小さくても、親の言うことよりも 神様の言葉のほうを聞いているのかしら な~んて。 青バラは息子1が卒業式にもらったもの。 男だからって、青はちょっと……うそっぽいよね。