行ってきました。広瀬先生記念館。
今日は画像が多くてデカイですよ~。お覚悟!ということで、先日、中札内村(花畑牧場さんがあるトコですね。ちなみに、ルートは直前まで花畑牧場さんと一緒です。連休中などは大渋滞(道が1本しかないからね。田舎なのさ)になるそうなので、この立地だと否応無く巻込まれますね。困ったもんだ~)にある休暇村、フェーリエンドルフ村にある、ニットの貴公子、広瀬先生の記念館に行ってまいりました。いや、あるのは知ってたんだけど、広瀬先生の作品は、私のカテゴリーとは違う(華麗・可憐・繊細・綺麗とかとは無縁だからね…)気がして、編物はじめてからも行ってなかったんですね。でも、おかんに「山菜採りに行きたいから、車出して」と言われ、ならついでに見てくるか~と、かる~い気持ちで立ち寄ったのですが、いやもう、すごいっ!驚きました!自分の趣味とはちょっと違う…と思っていても、圧倒されますね。外観はこんな感じ。貸し出されているコテージ(思ったより利用しているひとがいて驚きました。ま、車のナンバーはほとんど道外でしたが)と同じものを、2棟使って展示されています。雰囲気ありますか?ドイツの田舎町をイメージした休暇村なのだそうで、全体の印象もそんな感じ。針葉樹の林のなかにあり、小道は細い針のような針葉樹の落ち葉が絨毯のようになっていて、ふかふかです。まずは、1号館1階から見学。ちなみに、室内、誰もいません。物販も、本などありますが、田舎の農家方式で、自分でお金入れるの…。まあね、編物好きなひとしか観に来ないのだろうし、あみらーならどれだけ大変かわかってるから、大切な作品に酷いことしたりしないよね、と、一応納得。でも、「作品の保護のために窓と戸は開放しないで下さい」とは書いてあるのだけど、こういう展示でお決まりの、「作品には手を触れないで下さい」と「撮影禁止」がないのですね~。でも一応最初は遠慮して撮影してたので、1号館の画像は少なめ(笑)。ドレスだし。そう、こちらはウエディングやイブニングなどのドレスの部屋でした。そらーもう、きらびやかなのなんのって!あおっちが1号館でいちばん気に入ったのは、葉書にもなっているこのブルーのドレスでした。これねぇ。でも、遠めで見ている時は、胸元のモチーフだけがニットなのかなぁ…と、なんとなく思ってたのね。しかし!近寄ってみると、布地に見えた部分も全てニット!無限のメリヤスぢごくがっ!私は広瀬先生を甘く見ていたようです…。1号館1階は、ドレスでモチーフの嵐でしたね~。春・夏ものということもあってか、とにかく糸が細い!かぎ針3号以上は使ってないですね。というか、ほとんどそれ以下。なのに全身ニット…。ただただ圧倒されるばかり(なので、画像が少ない)。コテージのキッチンにあたる部分に、アランやガンジーなどの歴史や、模様編みを再現した小さなセーターなんかの展示コーナーがあり、ほっと一息。2階に向かいます。コテージの階段を上がって、2階は3部屋。ここは、「広瀬先生の私服(なのかな~?衣装?)展示コーナーでした。あの本の表紙の広瀬先生のニット、この本の表紙の広瀬先生のニットが、本とともに展示されています。そして、最後の部屋には、広瀬先生のワーキングデスクが再現されてました。今度は、ひとりもしくはあみらーのひとと一緒に行って、ゆっくり見てきたい…。ちなみに、広瀬先生のビデオ3巻と、NHKのテキスト1冊がセットで1000円という、ありえない価格で売っていたので、あおっち思わず購入してしまいました。ビデオの内容は、横にあるビデオデッキで確認できます。テキストも見れます(バッグが可愛かったのだ)。ていうか、見放題…。そして、2号館へ移動。こちらは、ちょっとカジュアルな印象で、アフガンが多かったです。私はまだ編んだことないんですが、おかんがかつてやっていたらしく、横で解説(笑)このジャケットがすごく素敵でした。襟の感じといい、すご~く好き。誰か編んでくれないかしら~?この黒のニットドレスの上にかけてある、白のショールもすごい素敵でした!欲しい…こんなの欲しい~!これもアフガンなのかな~?なんかもう、容量いっぱいいっぱいで、頭がくらくらしてきましたよ。ところで、館内には、広瀬先生人形がたくさんいらっしゃる(監視員?)のですが、展示してあるニットと同じ小さなニットを着用していらっしゃったり、シチュエイションまで凝っていたり、いろいろなんですが、なかでもあおっちが気に入ったのはコレ!キング広瀬!横のひつじちゃんがまたらぶりー♪あとは、2号館のキッチン部分に、「花編みルーム」とかを使った作品が展示してあるのですが、コレがすごく可愛かった!ほとんど全てが、編みと織で作成されてます。小さな編地にも、無限の可能性…。ありきたりな言葉ですが、広瀬先生はほんとうにニットを愛してらっしゃるのですね。そして、たぶん、いちばんの大作。これにはほんとうに驚きました。どうやったら画像を撮れるのかも悩みましたが。これね。ゲージなんですって。編み溜めたゲージの一部(だって、色が白系だけですもんね)を使って、繋げてみましたって…。2階に続く階段の、壁面を覆う巨大なものです。ベットカバーくらい?言葉が見つかりません。2階には、最新の作品の部屋と、アイリッシュクロッシェレースなどの広瀬先生が集めた貴重な品物が展示されている部屋がありました。展示されている品物は、常時100点前後、季節によって変わるそうです。他にも、2階のクローゼットにも作品が収納されてたりと、もうほんとに…TT広瀬先生、実は収納場所に困ってたのかな…とも、ちょっと思いました。が、こんな展示は滅多にないのは間違いないです。田舎に住んでて良かった…(どんなオチじゃ~!)他にも画像もあるし、書きたいこともあるのだけれど、今回はこれにて…。