***みなつきの隠れ家***

　「空色海岸」　6巻(完）/山田南平


お気に入りのコミックのひとつ、山田南平さんの「空色海岸」の最終巻が出ました。
今までの色々な出来事が一気に動いたので、読んでて「わっわっわっ(//▽//）」ってな
感じで読みました。

天人、何か性格変わってないか？（笑）男なんてそんなもんか？（ひでぇ）

まぁ朝が相手じゃつついていじめたくなるのも分かるが。（え？ちがう？）
でも、今までの天人が天人だったからなぁ・・・・ほとんど笑わなかったし。
でも最終巻の天人、大好きです♪
朝に色々とする、今までよりちょっと強引な天人に萌えました（//▽//）ｴﾍ♪





しかし！！
そんな中に今回はまさかのベンケイ（子供の頃から一緒だった飼い犬）の死が
組み込まれてて、もうびっくり！
まさかあのベンケイが話の中で死んじゃうなんて思ってなかった。
ベンケイ好きだったんだよぅ・・・・・・

私も、（実家の犬なのですが）数年前に14年程連れ添った犬と別れたので、
天人と陸の悲しみというものが痛いほどに分かってしまって、もう心が痛くて。

「こう、船に乗ってね。その川の水は残された人の涙の川なんだって。
だからいっぱい泣いてあげないと水が少なすぎてうまく向こう岸に
渡れないんだって」

↑この朝の台詞を読みながらもう涙ぼろぼろでした！！もー悲しすぎる～！！
人間とペット達の寿命の違いを頭では理解していても、別れというものは辛いものですね。
しばらくは実家に帰ったときの静けさが寂しかったのを覚えてます。





あ、暗くなっちゃったよ・・・・・
でもでも、最終的にはちゃんとらぶらぶハッピーエンドだからっ！！
こっちが読んでて照れちゃうくらい！
（というか、こう背中がむずむずしちゃうような感じ（どんなだ！（笑））



山田さんの次回作にも期待してます！
今度は日舞の女形をやっている男の子が出てくるらしい。（アルトみたいなの？(笑））
なんかそういう路線が増えてるぞ？成田美名子さんの「花よりも花の如く」も能楽だし。
どんなのか、気になります。