先日、気になっていると書いたタクミユウさんの本。
こちら↓
「恋っていうのは」
待ちきれず、日記に書いた次の日に買いに走りました(笑)
欲しいと思ったら我慢がきかない性分で・・・・・・^^;
帯にあった煽り文句
「ハッピーエンドなんかいらない」
読んで何となく理解しました。(あくまで何となく!)
「あーなるほど」って。
年下担当編集者(ノンケ)・千洋×放浪写真家・祐仁
過去のトラウマから深く人に寄りかかることが出来ず、奔放な恋愛遍歴を持つ祐仁。
そんな祐仁のトラウマ的過去があるとは知らず、祐仁のつかみ所のなさに苦しむ千洋。
お互い好き合いながらも、中々かみ合う事のない個々の価値観の中で悩む様子が
描かれてます。
相手のことが信用できなくて耐えられないんなら、やめればいいのに離れる事が出来ない。
いくら相手の過去が過去になりきってなくてそれが許せなくても、自分からは手を離せない。
終始、お互いに「好き」と言う気持ちが中心を通っています。
ただ、うじうじと話が進むのでイライラというかやきもきするかもしれません^^;
でも、何だか共感できる部分があるんです。
人によって好き嫌いが分かれる話かもしれないです。
でも私は、価値観の違いで悩むみつつも離れない2人が好きでした。
えろもさっぱり目、どちらかというと暗い話の部類に入るかもですが、どこか甘い雰囲気の漂う
お話です。
みなさんも良かったら読んでみてください^_^/