「ザイオンの小枝」 稲荷屋房之介
稲荷屋さんの新刊です。
最初「ザイオン」を「ザイフォン」と読み違え、どこのゴーストの話だ?と思ったことは、
私の心の中だけに留めておこう(全然とどめてないし!(笑))
ナチス軍伯爵少将と、その少将に子供の時に引き取られ育てられたユダヤ人医師の
下克上?の話。
稲荷屋さん、戦争中の軍関係の話とかホント多いですね。
私は軍服好きなんで全然かまいませんがね~♪(コラ)
しかし、「百日の薔薇」もそうだったけど、相変わらず歪んだ恋愛観ですねぇ^^;
しかもやってる事がハードだしぃ・・・・・・・・あそこまでやってるのは初めて見たよorz
さすがに絵では見せられないシーンもあって、音だけの表現の部分があるんですが・・・・・・・
リアルすぎですぅ~・・・・・・・
(出来るならしたくはないけど、ないけど!)想像しちゃったよ・・・・・・・・
てか想像出来ちゃう自分の知識と想像力が恨めしい(笑)
最後、少将さんが精神的に病んで抜け殻になっちゃったかと思いましたが、迎えが来たときに
が、後ろ手に注射器を隠し持ってましたね。
おとなしく身柄を保護してもらうために、一時的に身体の自由をきかなくするようなものでも
打ったんでしょうか。
その辺の真実を知りたいですね。
まだ謎が沢山な上に、微妙に中途半端に気になるところで終わっているということは、
これはまだ続くんでしょうかね?
特別「続く」とかそういうことが書かれてなかったので、全然分からないんですよね。
初回限定特典ミニペーパーには、ホントか嘘か「本作品はこのあとアラブものになります」
とか書いてあるし^^;
それはそれで気になるぞー♪(オイコラ)
あと、本編と同じぐらいな割合で、稲荷屋さん恒例の「肉球編」も入ってました。
本編のシリアスはどこへやら、笑わせていただきました♪
相変わらず肉球編はそれはそれで面白いから好きです。
何やかんやで、こっちの方がらぶらぶ?だったしね~。
後ろの掲載時期を見たら第1話は何と2005年に描かれたものでした。スゲー昔だ^^;
他にも色んな年のものがあって、色々集めてやっと一冊になったって感じでした。
さて、続編が出るとしても次はいつになるのやら・・・・・・・・・・orz
毎度のことなんですけど、先を思うと遠い目になります^^;