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一万字を越えたので(ここの字数の限界)、以下功一の補足と、彼の「小市民の叫び2」の文章を分けて転載する。
※1 この種の施設では確認されているだけで数千種の化学物質が発生するとも言われている。 ※2 このような化学物質がいわゆる「環境ホルモン」と呼ばれるもの。 ※3 杉並区での施設稼動から10年近くが経過し、施設に取り付けるフィルターの性能が進歩したと建設会社は説明している。しかし一方で、それでも化学物質の1割程度しか除去できない(「1割を残して除去できる」ではない!)という主張もある。建設会社は現在のところ明確なデータを示していない。 ※4 私が通っている東京都立大学・首都大学東京南大沢キャンパスは、建設予定地から約1.5kmに位置している。他にも付近には老人ホームなどがある。 ※5 定員を上回る1000人ほどの住民が押し寄せ不成立に。次回の説明会は11月19日に行われることが決定した。市は前回以上に広い会場を用意するつもりらしいが、住民側はその定員をも上回る人数で詰めかける計画とのこと。 ※6 10月27日に手続きが完了し、土地は建設会社側のものになってしまった。今後、敷地内で反対運動をすると逮捕されかねないという。 ※7 より詳しいことについては、住民組織「ベルコリーヌ南大沢」のblogなどをご覧いただきたい。 http://bellecolline.blog8.fc2.com/ <小市民の叫び2> 私が見聞きしたところによれば、反対運動にもさまざまな立場があるようです。自分の市で出たゴミは自分のところで処理すればいいのだ、と考える八王子市民。それに対し、自分さえよければ他所の住民が苦しんでも平気なのか、と反発する人。「杉並病」のような症状が表れるかどうか確たる証拠もないのに、感情論で反対するのはいかがなものか、と苦言を呈する人。 皆様がどのような立場をとるか、私が口を挟む権限はありません。 その上で、現時点での私の考え。 責任転嫁とか先送りと批判することはできますが、それでも住宅地の近くに被害を与えかねない施設を作ることには賛成できません。それに、今回の建設が成功すれば、以降より多くの自治体で、同じようなことが起きる恐れもあります。 (これは根本的な解決策とは言えませんが、山の中や工業地帯に施設を作っている自治体もあるのです) 皆様に(いな、私自身にも)3つのお願いです。 1 11月13日(日)の13:00から、南大沢で反対集会が開かれるそうです。 場所は南大沢駅を出て左手にある「中郷公園」です。 2 プラスチック処理施設について、知っている人はまだ少ないと思います。 (なにしろ10日ほど前までは新聞記事も見逃していたくらいですから) ですから、なるべく多くの方に今度の問題を知っていただきたい。 3 2と関係しますが、便利で安価なプラスチックというものについて、 私たちはあらためて考え直さねばならないでしょう(と言いつつ、私は今でもペットボトルの飲み物をしょっちゅう買っているのです。アルバイト先の八百屋では毎日ポリ袋に商品をつめているのです。つめていないとお客様に「なにか小さい袋に入れてくれない?」と言われることもあります。別に客に罪をなすりつけているわけではありません)。 一応断っておきますが、私は誰かに頼まれてこのメールを書いたわけではありません。また、特定の組織に所属しているのでもないのです。 ただ、いいかげん作文に「地球のかんきょうをまもらなければなりません」と書いてそれでなにもかも解決した気になっている子供から、そろそろ脱却しなければという思いをもっているだけです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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