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功一のメールを読みながら、思い出したこと。彼らが高校2年の夏のとき、中央大学で開催された環境問題の催しに急遽招待されて、文芸部として出たことがあった。この企画のすべては中央大の田中先生のお膳立てによるものだったし、出てくれというのも先生からの要請だった。学生などと協力し、なによりも田中先生の助言のおかげで、作成したレポートを三グループに分かれて発表した、パワーポイントを使いながらの発表とその内容は、素人にしてはすばらしいものだった。功一たちのグループは自然環境との付き合いなどを、たしか子供時代のキャンプの思い出などから説き明かしていくようなものだったと記憶している。現代の子供たちの自然との付き合いのなさが、環境問題に対する無関心を作り上げているなどというような論旨ではなかったかしら。他のグループと混同しているのかもしれないが。あのときの思い出がときどきよみがえる。ぼくはなにもしなかったが、このときの功一のエネルギーには内心驚いた。
功一は「小市民」などと書いているが、これも彼一流の韜晦なのだろう。きみは小市民なんかではないよ。 ぼくは「運動」音痴で、このメールや本橋先生のエールには今は上手く応えられないけれど、ただ、そこでしっかりと自分の考えを持ち、貫こうとしているきみを信じている。 無断で転載したけど、許してくれるね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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