奇蹟のような集まりに昨日は出席した。国立の公民館で、福間さんが開いていた詩のワークショップの参加者が自主的にまた「詩の会」を立ち上げたのである。年齢構成がすごい。上は80過ぎから30代まで、20代もきっといたよね。遠く練馬から出席してくる人もいる、今は一月に一回というペースらしいが、昨日ぼくもその会に当日のテーマである「嘘」のもとに一編書いて出席した。福間さんも今は参加者の一人のような恰好で詩を書いて来ていた。福間さんの人柄がこういう会のあり方に反映しているのであろう。
なにがすごいって、一人一人の作品を発表してからのみんなの講評がみんな面白い。こういう会が、こういう社会で静かに持続されているということ、その時間の豊かさがすごい。リタイアした人、主婦、仕事で滞在していた三重から長時間車を走らせて、その会にたどり着いたFさん、みんなすごい。病み上がりのtakranke和尚にも久しぶりで会った。和尚の山のような体を見上げながら、この人の実に繊細な「こころ」を思う。
会が終わって、「とむ」で十名あまりで飲んだが、ぼくは今日の朝早くの仕事を思い出しながらも、それでも酒盃の進むのを抑えられなかった。
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