詩人たちの島

　今日はマラソン大会だった。長津田から「子供の国」というところまで行き、その名を冠した公園で走るのである。男子は８キロ、女子はその半分。午後から急激に寒くなったが、一時半のスタートで、男子の最後が帰ってきたのは一時間後だった。女子はもっとはやく終了した。あの子がと、思うような生徒が俊足だったり、その逆もある。まあ、みなさんご苦労様でした。
　この公園は友人によると、戦前はここに軍の弾薬庫があったそうで、その跡地を、今の天皇夫妻の成婚のときに記念して「子供の国」公園としたということだ。40年以上の歴史があるわけだ。
　二月は合唱祭、マラソン大会と、ハードな行事が二つもあった。それらをきちんと乗り越えることはそんなに簡単なことではない。生徒の心と体のことを言っているのだが。でも、各自が各自なりにその行事に立ち向かっていくしかない。その対決の仕方が、その個人の成長の過程の一つになればいい。