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詩人たちの島

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February 20, 2006
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カテゴリ:politics
 チェイニー副大統領の鳥撃ち時の、誤射かなんか知らないけれど、友人のテキサスの老弁護士を撃った事件があったが、ICUの治療でこの弁護士は助かったらしい。もし彼が死んだ場合のことを考えるとき、ブッシュ政権自体が、この弁護士の復帰で「命拾い」したのではないか。しかし、少しアメリカの記事を読んだだけなのだが、このアクシデントはブッシュ政権にはそんなにダメージを与えていないようだ。
 ジョークがあって、これは面白い。
  「なぜ、ホワイトハウスの役人たちはこのシューティング・アクシデントを24時間以内に報道しなかったのか?それはたぶん、彼らが次のように考えたからだろう。つまり、この事件の詳細を報道すると、チェイニー副大統領の他の友人たちが、彼と一緒に狩猟に行き、価値ある重要なアドバイスを副大統領にするのを金輪際しなくなるであろうと」。

もう一つはもっと辛辣だが、これはチェイニーがベトナム戦争には「徴兵猶予」かなんかを上手く使って行っていないということを下敷きにしたものである。
  
「国は彼がベトナムに徴兵猶予で行かなかったことを感謝すべきである。以下のことが明確化してきた。チェイニーは彼が国に尽くすことを避けたときにこそ国に貢献していたのである…ベトナムではアメリカの軍隊は大変な問題を抱えていた、そのときはDick Cheneyのような「銃を撃ちたがる無能者a trigger-happy incompetent」、つまり銃後からでも平気でぶっ放す奴はいなかった、いやそういうやつの自由にはさせなかった、それでも大変な問題を軍は抱えていた、だから彼が参加しなかったことに感謝すべきなのだ」というもの。

  ワシントン・ポストのop-edコラムニストのEugene Robinsonはこのアクシデントを「ブッシュ政権の外交政策のメタファー」として捉えている。
  「この男(チェイニー)は手に余る、制御しがたい。そして再び、制御できないということがこの政権全ての展開の仕方であるということが明らかになった、準備はいいかい、撃て、狙え。(この政権にとって)テロに対する地球規模の戦いも鳥(poultry)に対する地球規模の戦いも違いはないのだ。動くものがあれば、撃て!」これは読んだもののなかで一番痛烈だった。

この犠牲になった78歳の弁護士、Harry Whittingtonは17日退院し、「事故はつきもの」といって副大統領をかばったということだ。





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Last updated  February 20, 2006 10:27:05 PM
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