詩人たちの島

midnight press31号が届いた。そしてびっくりした。岡田さんの「休刊のお知らせ」が入っていたからだ。31号の後記には休刊の文字もない、むしろこの雑誌の新たな飛躍へ向けての力強い岡田さんの言葉が書かれている。休刊のお知らせに「今号の後記を書き終えた後、よんどころない事情により休刊を決めるに至ったことは、小社としても残念なことではありますが、小誌のさらなる前進を確かなものとするためにも、いま一時休刊という措置も必要なことかと判断した次第です」と書かれている。

ぼくはFARMの一員として、4つの連詩を、４号にわたってこの雑誌に発表する機会をいただいた。メンバーの連詩とそれに付したノートを４回書く機会をいただいたということだ。これも岡田さんのおかげである。この雑誌の今までに果たした役割の大きさ、そしてこの雑誌のコンセプトのユニークさというのは、だれでも認めるところだろうと考える。ぼくとしては「さらなる前進」をこれからも見守っていこうと思う。岡田さん、ご苦労様でした、英気を養っての、さらなる飛躍前進を期待しています。