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詩人たちの島

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June 10, 2006
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カテゴリ:politics
6月9日に、ラスベガスで、アメリカの影響力のあるbloggersたち、千人近い人数の大集会が行われている。ニューヨーク・タイムズの記事と、ここに出席したコラムニスト、モーリーン・ダウドのエッセイで知った。

この集会はほとんど民主党支持者の集りとかわらない。記事からだが、共和党支持者はトークラジオのファンが多くて、民主党はインターネット派が多いということだ。この集会には、民主党の政治家が多く参加している。2008年の大統領選の予想される候補は殆ど。ただし、ヒラリーは用事があって出席していないという。それに関して、イラク戦を支持したヒラリーはこのbloggersたちの中では人気が低くて、その代表者の一人で、ダウドによると今アメリカで一番影響力のある政治的blog、Daily Kosの書き手であるMarkos Moulitsasは、ヒラリーのことを訊かれて次のように答えたと言うことだ。
―”Oh my God, no way!”―

彼は次のようなことを言っている。
民主党と共和党のことだが、
― Both parties have failed us. Republicans have failed us because they can’t govern. Democrats have failed because they can’t get elected. So now it’s our turn. ―
(ふたつとも我々を裏切った。共和党の連中は統治できないことで、民主党の連中は選挙で選ばれないことで。だから今度は我々の出番だ。)

こういう自信がどれほどの実力を背景にしているのかよくわからないが、ニューヨーク・タイムズなどのメインストリームのメディアがbloggersたちの力を無視できないところまでその勢力は伸張している、政治家たちも戦々恐々として支持をとりつけようと躍起になっているということはよくわかる。しかし、モーリーンはそのコラムではbloggersたちが旧来のメインストリームのメディアの補完物になる危惧があるといって、彼らを礼賛してはいない。

彼女は自分を古臭いメディアの一員として規定してみせて、「もし自分が歴史のゴミ箱に追放されなければならないとしたら、そこがべガスであったら嬉しい」という書き出しで、この会議を取材した報告を書くのである。こういう皮肉が彼女の真骨頂である。(If I had to be relegated to the Dustbin of History, I’m glad it was in Vegas.)ただし、モーリーンはヒラリーとは対照的にbloggersたちに大人気で、どこでも彼女と一緒の写真を撮影することを頼まれたということだ。

ここ、日本のブロガーたちも、いつの日か集結して、どのパーティも役立たずだから、今度は我々の番だというようなことを宣言することが起りうるだろうか?





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Last updated  June 10, 2006 11:44:47 PM
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