詩人たちの島

沖縄で河合さんから頂いた泡盛を飲んでいる。咲元の古酒だ。じんわりと広がるなんとも言えない味わいと香。女房にも勧めたが、彼女にはこの素晴らしさはわからないようだった。

八王子で本を買った帰りに、ギネスを一杯と半分飲んだ。解放感、そこで読み残していた本を読み終えた。

食事をしながら、ニュースをいつも見るのだが、久しぶりに辻元代議士の勇姿？を見た。国会での立ち姿だ。柳沢デワノカミに噛み付いていた。女房も柳沢の「失言」にはいたく怒っていた。「女性は子を産む機械」などという発言は「失言」や「放言」以前の問題で、この大臣の人格を疑うしかないようなものだろう。驚くよね。

それを安倍のショウグンはかばうのだから、こういうのを見ていたら飽きないけど、こっちはやることがあるから、残念。お笑いより笑える、真面目な顔して、自分たちの品性を忘れて、「美しい」などと連発しているからね。


事務所費とはまたなにか？経費ゼロの議員宿舎を自らの事務所としてその費用が何千万などというのは、とても納税者の一人として許されない。結局はそういうことだろう。政治資金などといっても、それを吸い上げているのは権力で、吸い上げられているのは庶民であることに変わりはない。お代官のための賄賂だって、われわれの血税にはかわりはない。

もうひとつ、この期におよんでも、自分の息子は「ただ働き」だったと言いつのるどこかの知事。料亭での会合が単なる接待だと今日の裁判で判決が出たが、ぼくはこういう知事にまだ未練を残してぺこぺこしている役人の気概を疑うよ。

おいしい泡盛をのみながら、おいしくないことばかり書いている自分にも嫌気がさしてきた。