カテゴリ:politics
ドイツ憲法は戦後の西ドイツで制定された、いわゆる「ボン基本法」がその根幹をなしているが、その第六条の4項に次のような基本権が規定されている。「すべて母親は、共同体の保護と扶助を請求することができる」。これぐらいの規定とそれに基づく現実的な法整備をしてから、少子化対策に乗り出すとしたら、まあ「機械」云々などという発言も罪が軽かったのかもしれない。一厚労相の首のすげかえということではなく、もっと根深いものがある。旧態依然とした行政府のものの考え方、とくに女性に対する考え方というのが、「のぼる」さんが書いているようにあるのだろう。それに対して女性の視点から言えば、要するに、こんな世の中で子どもなど安心して産めるか?ということになるのだろう。そのことを冷静に考えて、どうしたら女性たちが、安心して「母親」になることが可能か、ということを政治の場で具体的に議論してほしいものだ。
今日は暖かい日だった。寒さもこの地球規模の気候変動で「排除」されつつあるのか?しかし「自然」はそんなにヤワではない。征服されざる自然の抵抗としての「寒さ」の予感もする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 31, 2007 11:30:02 PM
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