詩人たちの島

夢見よ、さらに夢見よ
詩朗読ＬＩＶＥ　　　　ＦＡＲＭ＝福間健二・新井豊美・水島英己



岩山の上で
聖女は夢のつづきに入ってゆく
夢見よ
さらに夢見よ
人は滅びゆく時間に属している
たましいは岩山の永遠に属している
かわいた路上から犬たちは力ある眼でふりむく
　　　　　　　　　　　　新井豊美「シチリアの夏」





2007年3月25日（日）　PM5：00～
料金＝オーダー＋出演者へのカンパ

音楽茶屋　奏
国立市東1－17－20　サンライズ21　B1F
電話　042－574-1569
ＪＲ国立駅南口旭通りへ徒歩５分、右側地下１階


ということで、明日になりました。これを御覧の方で、興味のある方、どうぞお越しください。終わったあとは、同所で、簡単な打ち上げを会費制で行います。こっちにもご参加ください。

ぼくの方はやっと昨日一年の「修了式」で、よくたどりついたものだと自分で自分をほめています。しかし、あと一年のシーズンを残しています。ＦＡ宣言まで、あと１年あるわけで、実に長いという感じと、ここまできたという思いが交錯しています。もうなんにも怖いものなどない、これからグレテヤルゾと言いたいのは山々なのですが、「恐怖」という感情はなかなか自分を解放してくれません。これで自然に戻ることにブレーキをかけて、「文明」なるものは進化してきたということでしょうか。あるいは、対象化をこととして、自らと自然との一致を巧妙に忌避してきた「理性の狡知」なるもののもらす「恐怖」でしょうか？

明日は、気合をこめて読みたい、いやこういう意気込みこそがおかしなわけで、リラックスして、みなさまと楽しめたら、それでいいと思います。