カテゴリ:politics
市議選の選挙に行く。誰に入れたものか迷ったけど、消去法で行くしかないと決めて、広報を読む。しかし、これだけ読んでもよく分からない。まあ、いいや。午後3時過ぎに、散歩がてら20分ほど歩くと地域の投票場になっている小学校がある。投票率をその時点で見ると31パーセント。これは多いのか少ないのか。周りを見渡すと、私と同世代か、それよりも年輩らしき人や、爺さん婆さんたちが目につく。
八王子市は立川に比べて駅前の整備もにぎわいもはっきりと劣っているのだが、これにはどんな理由があるのだろうか?でもただ賑わえばいいというものでもない。さびれた感じの南口の雰囲気はきらいではない。 立候補した人たちの広報に、市の財政状況が深刻だというのが少なからずあり、それを変えなければならないという調子のものがあったが、どういうことか?第二の夕張になる危険があるなどというのもあった。 選挙戦のさなか、最寄の駅頭で恰幅のいい年輩の候補者が、この駅のエスカレーターは私が作らせました、などと演説していたのを思い出す。まさに無用の長物というべきもので、やたらに長くて、またこのスピードがとても遅く、私はいつもとなりの階段をかけのぼることにしている。こいつには入れないぞと思った。 地域ということに関して、私はこの八王子のことがよくわからない。よくわからないままに選挙にいくというのも苦痛であるが、今のところは、国政や都政のレベルでこの地域を考えていくほかないし、選挙もそうである。 市長選はなかったが、ここの市長もずいぶん長い。 この町で一生を閉じるのだろうか?隣のだれとも親密に話などしたことのない町。私も含めて、老人たちの多いさびれゆく町。 でも、この市はとらえどころがないほど大きくて、私が住んでいる町とはことなる活気に満ちた町もあるし、鄙びた山の村もある、そこが魅力といえば魅力でもある。 ここに移ってきてから7年たった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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