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詩人たちの島

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September 27, 2007
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カテゴリ:update
今日は、推薦書を3通書く。昔の大学入試とは様変わりして、AOや自己推薦が非常に多くなったからである。指定校推薦の担任記入欄も多い。その間には、課題文を課している大学を受ける子の作文もみなくてはならない。この子は梶井基次郎の『檸檬』を選んで、書いていた。文章力もあり、議論しても、ぼくの言っていることが分かり、自分の意見も主張できるから、話していて飽きるということがない。特に興味深いのは、60年代のカウンターカルチュアが大好きで、ディランが大好きときては、付き合わざるをえない。こういう時間をもっと取りたいのだが、いろんな雑用がつきまとって離れないのは、今の現場のいつまで続くかわからない現状である。

ぼくの身の振り方もはっきりとは決まっていない。こういう不安定な気分も嫌いではないが、何しろ生活があるので、これには少し参っています。

まあ、それでも秋は来た、というのが今日の結論です。

昔の教え子のblog、One sky to anotherを読むと、今月の13日からイスラーム教の断食月が始まったということだ。そこで、彼が少し悲哀の感情にとらわれて書いている文章も、彼の高校時代のそれと変わりなく、私の胸に響く。

要するに、日々の労苦や喜怒哀楽を「後の祭り」としないシステム?社会を考えたくなる。だから、断食月を「祭り」として祝っている人々がいるのだよと知っていることは、名月を祝う人々もかつてはいたということを肝に銘ずることと同じなのであって、知ることは知らないことよりもずっと罪は少ない。

いろいろ考えるのも、夏が終り、秋の気配を感ずるからだろう。だれにもある感覚の「善」ということ、これを失ったら、どんな文明も成り立ちようがない。季節の変化やそれに伴う神事なども、われわれ罪深い人間の「感覚」を常に新しくするために、いや「もっと深く生まれ」変わらせるために、造物主と自然がたくらんだことにちがいない。

今日のニュースで、一番悲しいのは、ビルマ・ミャンマーの軍事政権の、僧侶たちに対する弾圧である。「佛法僧」のクニでそれらに対して銃を向けるということ、そこにいたる歴史と政治に対して私は無知である、しかし、と思うのも、私の「感覚」のなせる業であるのか?









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Last updated  September 27, 2007 09:04:18 PM
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