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甲田四郎さんの『冬の薄日の怒りうどん』(ワニ・プロダクション)の書評を書かなくてはいけないのに、まだだ。締め切りは今月の終りだと思って、ゆっくりかまえていたら、もう半ばすぎてしまった。もっと読み込もう。もっと鑑賞しよう。
今朝、アメリカ在住の娘から電話。女房と長電話。最後にぼくに、「お父さんが声を聴きたがっている」からと受話器がまわる。ゆっくりしないさいよ、大丈夫よ、と娘の声。定年の年の親父をいたわる年齢にこの子もなったわけだ。 いろいろあるが、なんとかなるさ、沖縄の言葉ではなんというのだったろうか、そういう気持で生きている。 昨日は女房と八王子まで歩いた。最短経路を発見したのである。由井中ぞいの道から真っ直ぐとははじめて知った。往年の名チェリストでピアニスト原智恵子の夫だったカサドゥシュにちなんだ草の根のチェロの国際コンクールを八王子はやっているが、そこの団体が主催したイベントが放射線道路で行われていた。自宅から遅くとも40分で八王子の繁華街まで歩いて行ける。 今日の午後、老猫アトムを連れて「南の」の病院に。彼は一ヶ月近くまえから、猛烈に眉と左耳あたりを掻きだして、そこの毛が抜けて、赤くなっていた。エリザベスカラー?をつけて引っかかないようにさせたが、そのカラーを引っかく。かわいそうになり、車で連れてゆく。この病院は二度目。ステロイド系の注射をしてもらうが、騒がなかった。さかんに、若い女の獣医が「蚤」のせいではないかなどというが、外に出したことはないし、心当たりはない。彼女は、毛をしらべていて「蚤はいませんね」という。それでも、その予防のためにというので薬を塗ってくれた。よっぽど「蚤」好きな獣医さんだと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 14, 2007 09:41:25 PM
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