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今日の朝日新聞の川柳欄に、ナベツネを批判して、憂うべきは明日の巨人の行く末であって、政治ではないだろう、というような句が載っていた。溜飲が下がるとはこういうことをいうのだ。別にナベツネを憎んでいるわけではないが。
北大の山口という先生と東大のカンさんの話も載っていたが、これも面白かった。山口のいうように、国政の遅滞などという台詞に脅かされてはならない。野党は反対するという義務を負っているのだから、妥協してはならないし、まして「大連立」などというのは、参院選での民意を裏切るものだという主旨には納得した。安倍のときは数に物言わせて、悪法を何本も強行採決したが、そういうのがいやで民意は反転したのではないか。そこを受けずに、なんの「大連立」か。この画策のダメージは大きい。ジミンに票を投じたのではなかった。 以上は、前の記事の続きのつもり。 ド氏の「カラマーゾフの兄弟」の第4巻をやっと読み終わった。イッポリート検事とフェチュコーヴィチ弁護士の、論告と弁論の見事さには言葉も出ないのだが、しかし、よくわからない部分も一杯ある。うまくいえないほど、その巨大さがそこにあるという逃げを打つしかないのがド氏の迫力であるといえば、ずるいということになる。 ウトウトしながら、カラマを読み、覚めては焼酎を飲み、20行ほど、詩ともつかぬものを書いたりした。 朝30分ほど散歩したが、雫を抱いたムラサキシキブの実がきれいだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 11, 2007 10:04:04 PM
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