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詩人たちの島

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November 18, 2007
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カテゴリ:作物
カラマーゾフ万歳




黄色いリングをユダヤ人たちはチュニックの上につけさせられた
これはキリスト教徒と区別するためであり
互いの性交渉を防止するためでもあった
その後、フランクフルト市議会の費用負担で
一連の市政改革に伴い、進歩的な命令が出され、とくに衛生状態の改善のために
ユダヤ人たちのためにゲットーがヴォルグラーベン市の近郊に
作られた
14の家と一つのシナゴーグであった

われわれはフランクフルト市における
ユダヤ人迫害の長い伝統を知っている、フランクフルト市に限らないが
1240年の頃の記録では、173人のユダヤ人が殺されるか、自由意志で
自殺したということである
1349年には鞭身派の迫害によりgreat massacreがその居住区で行われた
これらのことで、フランクフルト市にはユダヤ人がいなくなったのである

市議会の決定は進歩的であったといわざるをえない、なぜならユダヤ人の画家たち
芸術家たち、……

上弦の半月である
ついさっきまで余の書斎から眺めるそれは朧であったが
今見ると鮮やかな光りを放っている
余は瞬時のうちの変化の巨大なることを思った
鼻くそを余がほじくっているうちに
練炭で道連れ死を遂げる人たちもいれば
悪戦の果てに、だれを恨むこともなく、次なる悪戦にむかうものもいる
ここで一句
 木枯らしや一番のあとは無名なり

11月22日、余は妻に「人間もなんだな、死ぬなんてことは何でもないもんだな」と呟きながら、12月9日までは生きるであろう。昏睡は禁じられていた南京豆を食べ過ぎたからだ

世俗的な性交渉のうちに人間は生まれ、死ぬのだが、いつから存在の根源などという
不毛な観念に憑かれるのか、余は余の主人に訊いてみた

カラマーゾフ万歳、とコーリャと少年たちが叫んだ日からだ





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Last updated  November 18, 2007 09:59:57 PM
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