カテゴリ:politics
NIRVANAの曲に’ALL APOLOGIES’というのがあった。最近の世の中はまさにこのタイトルだらけという感じである。おざなりの謝罪変じて弁解、弁明、なかにはそれすらできない連中もいる。上は国会から下は相撲取り、ボクサーまで、ALL APOLOGIESの壮観である。品格のある国の内実とはそういうものだろう。
横綱と若いボクサーの記者会見を見ていての感想。 作りあげて、落として、また持ち上げる商売の達人たち。裸の筋肉は、それに耐えるか?裸の脳は、それに対抗できるか?思考停止の綱渡りの最後に、捨てられるだけではないか。ご意見番を気取る老いた美男美女?のナントカ審議会、国技などというレッテルで独占放送するテレビ局の回し者たち、またもちろんのことだが、報道されるこれらのすべての騒動とAPOLOGIESを楽しんで消費しているわれら、すべてに包囲されてタコ部屋のようなところで飼い殺しにされてゆく裸の巨人たち、痩せた殺し屋たち。そのなかから礼儀知らずの、傍若無人のアンチヒーローのようなものが出現したからといって、……。その仮面も作られたものには違いないが。 こう書いているが、私はこの二人は大嫌いだ。 それよりも、もっと悪の巨魁がいるだろう。それらをどうして引きずり出さないのか?「喚問」の腰砕け! わけのわからないパルタイがある。このパルタイが望む二大政党制など、このテイタラクではいつになっても、この国には実現するはずがない。 思うに、本当に、今の世の中で一番どうしようもなく遅れていて、それに微塵も気づかないのは国家の官庁と立法府の議員たちだけではないか。m氏などが事務次官に昇進したときに、そのパーティなどが開かれたというのにはビックリした。これはこの省だけの話ではないはず。信じられない。明治時代かよ。 提案、官庁の役人の給料と国会議員の歳費(よく言うよ、給料でいい)を半減せよ!汚れた出世意欲をこれらの代議士と役人から根絶させるためには、これだけではダメかもしれないが。この連中だって、裸の筋肉と裸の頭脳を持った謝罪の苦手な巨人と殺し屋たちと寸分も違わないではないか。こいつらは、三寸ほどの舌で世人を瞞着する猿知恵に長けているというだけだ。 A APOLOGY OF SOCRATESを恋しくなる夜です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2007 09:44:34 PM
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