カテゴリ:作物
彼は現役の詩人でしたから、書くことの苦闘について、「愛」という言葉を使って、表現したのです。
昔、受けた「詩の授業」について思い出しながら、彼女は書いている。 私の記憶では、彼はこう始めました。I love you so much.Youが何であれ、それはいまだ生まれぬ詩だったのです、と彼女は書いている。 今日はひどく寒かったので、私は彼女の書いたもので、すこし暖をとったのだ。私のまえのYouについて、思い巡らすが、それは一つとして、固着や矛盾から解放されてはいない。 私は彼の、その授業の本を読んでみたくなり、アメリカに注文したが、届くか届かぬか定かではない、そういう小さな売り手がネット上で安売りをしている、そのお店に注文したのだ。これは「愛」であると思う。でもその本、彼女があんなに激賞した本のタイトルは「詩の論理」という名だ。 I love you so much.と呟く。私のまえにある、Youがなんであれ。そこには火が燃えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 23, 2008 11:32:42 PM
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