カテゴリ:思うこと
兄から珍しくメール。
両親が「もうどうでもよいから放っといて」と捨て台詞を吐いて、 夕食に出掛けて行ってしまったらしい。 父は重度の糖尿病なので、カロリー計算して食事を摂らないと いけないんだけど、もう父と母の記憶にはそれが入っていない。 月曜日に私が実家に行った時も、父の為にと大きな大福とロールケーキを 買って帰ってきた母。 「久しぶりに三人で外食しよう」と行って父と私を連れ出し、 食べきれない程の料理を頼み、自分が食べきれなかった分は 父に全て上げてしまう母。それをニコニコしながら全部食べてしまう父。 とっても仲睦ましい光景なんだけど・・・ たくさんの記憶を失くし子供のようになってしまってる今の両親には、 食事制限や健康管理の事まで記憶に留めて考えるのは無理みたいで、 心配した兄が何か言う度に衝突するらしい。 私の中にも二つの気持ちがせめぎあってる。 ちゃんと健康管理して、なるたけ元気に長生きして欲しいと言う気持ちと、 もう無理に色々な事を制限したりせず、残された時間を二人の好きなように 二人が幸せだと思えるように暮らしてくれたらと言う気持ちと。 私が当事者だったら後者を選ぶかな。 でも、父と母がまだ元気な時に、もしこう問いかけてたなら 二人はいったいどっちを選んだんだろう。 ↓買い物に行った時、若菜屋でいただいた「かぼちゃ大福」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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