「闇の検証 第六集」
今年の9月に読んだ本です。
霊能者寺尾玲子が、各地の伝説的、歴史的スポットを探訪し、
歴史に名を残す人物や事件を霊視・検証していきます。その第6集
第6集は、後醍醐天皇、諏訪大社、足利尊氏、楠木正成、額田王、草壁皇子、
桃太郎、長屋王、道鏡、卑弥呼。
そしてこの人物達の周辺の人々。
興味深かったのは、桃太郎伝説の元になった言われる「吉備津彦と温羅」
霊視によると実在した人物で、温羅は死後その五体をばらばらに埋葬されていると(再生阻止?)
崇神天皇の時代だから、もう今となっては神話世界の時代の話です。
そしてもう一つ、古墳の上に建てられていると言う宇佐神宮。
宇佐神宮の本殿に祀られている謎の祭神「比売大神」、
この正体不明のヒメ神こそ邪馬台国女王・卑弥呼ではないかと。
霊視すると、本殿中央には石棺があり、男性が埋葬されており、
卑弥呼の墓は巧妙に埋葬ポイントを隠されているとか。
古代中国は周辺国を蛮族の治める国とし、蔑称で呼びました。
よって中国史実に残る邪馬台国、卑弥呼には「邪」や「卑」の字が入り、
実際の名前ではなかったと考えられます。
邪馬台国はヤマタイ国、それはもしかしたらヤマト国、大和国だったのではと。
そして強烈なシャーマンだった卑弥呼。
古代、天照大神は男性神でした。
それが女帝が生まれた時代に日の神天照大神と、
その神意をを聞く日の巫女とが合体し、女性神天照大神となりました。
邪馬台国の「卑弥呼」とは大和国の「日の巫女」ではないかとも考えられ、
この卑弥呼こそ皇祖神、天照大神ではないかと言う説もあるそうで、
なかなか興味深かったです。
(この辺りは霊視の前に説明があり、霊視後には敢えて触れられていません)
9月になぜこんな本を購入したのか、自分でも理由を思い出せません(^^;
私的には額田王や草壁皇子辺りの古代の時代にとても興味があるのですが、
どちらかと言うとピンポイントで、皇極天皇(斉明天皇)、中大兄皇子(天智天皇)
に一番興味が湧くので、この二人の時代とわずかにずれてたのが残念でした。
そう思うと余計なんでこの第6集を・・・?
第4集か第5集を購入すべきだったような・・・・でも、今絶版中( ̄▽ ̄;