テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:介護の時間
11日は約3ヶ月ぶりにヨガ復活の日でした。 道で偶然、同じヨガ教室の人にすれ違ったので、 「おはようございます」と声掛けたら、 「へ?」って顔されてしまった。 ううっ 私・・・忘れ去られてるやーん(〒_〒)ガーン 教室に行くと、よくお喋りしていた人たちに会う。 「久しぶり~心配してたのよ~」 「良くなったんやね~また一緒に習おうね~」 あぁ、ありがとうありがとう 嬉しい~ こんなヨガ復活一日目でした(肝心のヨガはって?それは割とどうでも良い) 午後は老人福祉施設にボランティアへ。 私は行ってる所は、グループホームと言う形の介護施設で、 一つの家に認知症のご老人の方が8人で共同生活をし、 介護職員の方が生活のお手伝いをすると言う形になっています。 ごく普通の一軒家に見立てた家。 玄関を開けて入ると大きなリビングあって、そこに大きなテーブル。 そして、リビングを囲むように8人一人一人の個室があります。 朝、個室から起きてきて、その大きなテーブルにみんなで座り、 介護職員さんが作ってくださった朝食を食べた後は、 古い愛唱歌や童謡をみんなでニコニコと笑いながら声を出して歌う。 それからは散歩に連れて行ってもらわれる方、 昼食の食料の買い物に付き合われる方、 介護職員さんを手伝って洗濯物を干される方。 みなさんなるだけ普通の家に暮らすような暮らしぶりをされています。 いつもにこにこにこにこ笑って過ごされてるご老人の姿を見てると、 グループホームが介護施設の中では理想的な形なのかなぁと 思ってみています。 これまで何度か認知症の家族を介護している人たち向けの講習会に出て、 毎日の苦しい介護生活で顔がゆがんでしまっている人や、 鬱状態になってしまっている人たちを何人も見てきました。 どの人も介護によるストレスでひどく疲弊し、 出口が見つからない暗闇を走っているような心理状態で、 最後は「愛情が持てなくなった」と口にされていきます。 「介護はプロに、家族は心を」 介護は専門のプロにお任せして、家族は心を添わせ愛情を。 時々聞く言葉ですが、 それが家族にとっても、本人にとっても、 時には一番良い形かなと思えてくるようになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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