テーマ:今日の出来事(292663)
カテゴリ:今日の出来事
12月31日に父が亡くなりました。 朝、兄が離れに住む両親の部屋に行ったら、もう冷たくなっていたそうです。 すぐに私の方に電話が掛かってきて実家へ。 昨日のお葬式が終わるまで、バッタバタの4日間を過ごしました。 実家は田舎で昔から続いているしきたりや行事がいっぱいで、 何も分からない兄夫婦と妹夫婦の私たちは、ご近所さんや親戚の人たちに 思いっきり教えてもらい支えてもらいながらの葬儀でした。 父は脱サラして会社を起こすと同時に、 地域の世話役や長を乞われるままに出来る限り引き受けて、 病気で動けなくなるまでは、いつも人の世話に走りまわっていた人でした。 だからか、何人もの方が「あなたのお父様には本当に色々とお世話になったから」と 言ってきて下さり、あれこれと手伝って下さったのがとても有り難く、 また娘としてこんなに嬉しいと思った事はありませんでした。 葬儀の会葬者は多く、二つのホールを繋げて大ホールにしたけれど、 それでも座れない人が立ったまま葬儀の終了までいて下さったそうです。 後で聞かされ(←私はもうそこまで見られませんでした)、その事も本当に嬉しかった。 だけど、会葬者が何人いようと、私の父は私の父です。 過ぎ去ったそれぞれの時間に父と私の親子の形があって、 その度に少し音色が違ってはいても変わらない親子の愛情があり、 こうして父が亡くなった後も、私の父に対するは愛情は何ら変わりません。 これから私の目が父の姿を捉える事ができなかっても、 私は何一つ失ってはいないのだと言う事を、私はよく分かっています。 「ありがとう また会おうね」 ずっとそう心の中で言い続けていました。 今も思い出しては、そうつぶやいています。 さて、明日は初出勤日です。 ちょっと元気ないですが、頑張ってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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