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January 24, 2006
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カテゴリ:TOTO日記

「イルカを離れて何をしよう?」と思ったとき、

最初に思い浮かんだのはワッツでした。

ワッツに出会ったのは、イルカを始めた頃に遡ります。

障害児のプログラムで、イルカと泳いだ後にプールでワッツをやろうと、

ベルギー出身のセラピストが言い出しました。



watsu19



ワッツ(WATSU)とは、

Water Shiatsu(水中指圧)を縮める形で名付けられた水中ボディワークです。

アメリカ人のハロルド・ダール氏が日本古来の指圧や経絡理論を学んだ上でワッツを考案し、

25年前にWABA(世界水中ボディワーク協会)を設立しました。

そのセラピストはドイツでワッツの資格を取ったとのコト。


「ふ~ん…」


彼女は、水の中で押圧やストレッチを行って「体」に働きかけるだけでなく、

精神的な働きかけも多く、絶対にイルカとマッチする、と主張しました。


「ふ~ん…」


正直なところ、全然ピンとこなかった、というのが実際です。

もともとイルカのセラピープログラムには、

アートセラピーや音楽セラピー、マッサージセラピーを組み合わせていたので、

「忙しくなるからいいよおぉぉぉ」というのが本音でした。



therapy101 therapy102 therapy103 therapy104



ところが聞いてみる・見てみるのと、実際に受けてみるのとでは大違いでした。

かなり気持ちいいです。そして「楽しかった」!

ストレッチはかなり深く入って、

陸上のストレッチではあり得ないほど、ボクの体が開きました。

同時に、体の解放感から、(「やはり」という感じですが)

ボクはイルカと泳いでいるときのことを連想しました。

なんだか楽しくなってきて、セッション中に何度もヘラヘラ笑ってしまいました。



セラピープログラムでも大好評で、

マッサージセラピーを少し削ってワッツを導入した甲斐がありました。

それ以来、WATER PLANETでのセラピープログラムには、ワッツは必須アイテムとなりました。



ところが、ワッツをできる人が足らなかったんです。

速攻でワッツのインストラクション・ビデオを購入し、セラピストと特訓しました。

順番が覚えられず、当時流行っていたラテンラップに振り付けするようにして、

「ワッツダンス」を開発。

踊って覚えたワッツです。

1年目、2年目は、そんな自己流の「なんちゃってワッツ」で200本近く練習させていただきました。

喜んでくれはしましたが、今では本当に申し訳ないと思っています。

だって、セッション中、ずっとボクの頭の中ではラテンラップが流れていたんです。



watsu10







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最終更新日  January 24, 2006 06:37:23 PM
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