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カテゴリ:TOTO日記
「イルカを離れて何をしよう?」と思ったとき、 最初に思い浮かんだのはワッツでした。 ワッツに出会ったのは、イルカを始めた頃に遡ります。 障害児のプログラムで、イルカと泳いだ後にプールでワッツをやろうと、 ベルギー出身のセラピストが言い出しました。 ワッツ(WATSU)とは、 Water Shiatsu(水中指圧)を縮める形で名付けられた水中ボディワークです。 アメリカ人のハロルド・ダール氏が日本古来の指圧や経絡理論を学んだ上でワッツを考案し、 25年前にWABA(世界水中ボディワーク協会)を設立しました。 そのセラピストはドイツでワッツの資格を取ったとのコト。 「ふ~ん…」 彼女は、水の中で押圧やストレッチを行って「体」に働きかけるだけでなく、 精神的な働きかけも多く、絶対にイルカとマッチする、と主張しました。 「ふ~ん…」 正直なところ、全然ピンとこなかった、というのが実際です。 もともとイルカのセラピープログラムには、 アートセラピーや音楽セラピー、マッサージセラピーを組み合わせていたので、 「忙しくなるからいいよおぉぉぉ」というのが本音でした。 ところが聞いてみる・見てみるのと、実際に受けてみるのとでは大違いでした。 かなり気持ちいいです。そして「楽しかった」! ストレッチはかなり深く入って、 陸上のストレッチではあり得ないほど、ボクの体が開きました。 同時に、体の解放感から、(「やはり」という感じですが) ボクはイルカと泳いでいるときのことを連想しました。 なんだか楽しくなってきて、セッション中に何度もヘラヘラ笑ってしまいました。 セラピープログラムでも大好評で、 マッサージセラピーを少し削ってワッツを導入した甲斐がありました。 それ以来、WATER PLANETでのセラピープログラムには、ワッツは必須アイテムとなりました。 ところが、ワッツをできる人が足らなかったんです。 速攻でワッツのインストラクション・ビデオを購入し、セラピストと特訓しました。 順番が覚えられず、当時流行っていたラテンラップに振り付けするようにして、 「ワッツダンス」を開発。 踊って覚えたワッツです。 1年目、2年目は、そんな自己流の「なんちゃってワッツ」で200本近く練習させていただきました。 喜んでくれはしましたが、今では本当に申し訳ないと思っています。 だって、セッション中、ずっとボクの頭の中ではラテンラップが流れていたんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 24, 2006 06:37:23 PM
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